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神経生理学I

科目
神経生理学I
区分
情報通信工学科科目群
授業コード
14317
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
相原 威
授業の概要
神経科学(ニューロサイエンス)の概説的入門授業を行う。神経系の基本要素であるニューロン(神経細胞)の仕組みを理解し、脳神経システムの優れた情報処理機能を学ぶ。講義は、神経回路網の情報処理機能、生体信号計測・処理の基礎、及び脳研究のメソドロジーまでを解説する。神経科学の最先端の研究も紹介する。。
到達目標
6Sの神経生理学IIとあわせて、ニューロサイエンスの基本から応用までをマスターし、生体(特に脳)の優れた情報処理システムのメカニズムを学ぶことを目的とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生体信号の基本原理 生体電気現象(ニューロンの仕組み)
第2回目
生体膜の電気現象
第3回目
神経細胞とシナプスの情報処理
第4回目
神経膜モデルとHH方程式
第5回目
生体信号計測 神経微小電気信号の計測(電極)
第6回目
神経微小電気信号の計測(雑音)
第7回目
脳波計測と解析
第8回目
生体信号処理神経インパルスの時系列分析(調和解析)
第9回目
神経インパルスの時系列分析(相関関数)
第10回目
神経インパルスの統計処理(平均値、エルゴード過程)
第11回目
神経インパルスの統計処理(定常性の検定、間隔ヒストグラム、情報量)
第12回目
シナプスの可塑性シナプス可塑性のメカニズム
第13回目
学習・記憶の神経回路網
第14回目
神経科学における新しい計測法パッチクランプ法、光計測法
第15回目
脳機能を可視化する非侵襲技術(fMRI,MEG)

教科書
脳科学への招待(神経回路網の仕組み)松村道一著 サイエンス社
参考文献
脳のデザイン(篠本滋著 岩波書店)、Principles of Neural Science (Kandel著Mc Graw Hill) 、ニューロコンピューターの基礎(中野馨著 コロナ社)、ニューロサイエンス入門(村松道一著 サイエンス社)
成績評価方法
レポート(50%)と期末試験(50%)
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/22/2005
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