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制御工学

科目
制御工学
区分
機械工学科科目群
授業コード
14103
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
菅沢 深
授業の概要
 制御とは「ある対象が望みの反応を示すように、行う工夫」のことである。例としてよく挙げるのが「いつも1時間遅れてくる奴に、集合時間を1時間早く伝えて、遅刻しないようにする」事であり、制御と意識しないまでも、多かれ少なかれ皆やっていることである。しかし、これを効率的にやろうとすると、いろんな工夫が出てきて、学問として体系立てられるようになった。この内容を、考え方を理解することを主眼に、全体像が理解できるように講義する。
到達目標
 古典制御に関する、フィードバック制御の問題点とその対策方法、性能評価方法と性能向上方法、等の基礎的なことについて、その考え方を理解し、実際の問題へ適用できる応用力を身につける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス(制御とは?)
第2回目
フィードバック制御とフィードフォワード制御 両者の特質の理解。
第3回目
フィードバック制御の最大の欠点 発散現象の理解と、その原因の理解。
第4回目
伝達関数 伝達関数の基になるラプラス変換について。
第5回目
周波数特性 周波数特性の考え方と、そのメリット。
第6回目
安定性 安定性の考え方とその評価法。
第7回目
中間テスト 前半の理解度確認。
第8回目
性能評価法応答性、ダンピング、収束性。
第9回目
特性方程式とその根特性方程式の根の持つ意味。
第10回目
シミュレーションソフトMATLABという、ソフトの紹介
第11回目
応用例1古典制御の基本である、PID制御の効果の確認。
第12回目
応用例2フィードバック制御の最大の欠点である、発散問題の確認。
第13回目
まとめ制御理論を、実施の問題に活用する時に、注意すべき問題点。
第14回目
第15回目

教科書
なし。必要に応じ資料を配布する。
参考文献
成績評価方法
平常点;30%、中間テスト;30%、期末テスト;40%
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/15/2005
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