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コンピュータと学習支援

科目
コンピュータと学習支援
区分
工学部教職関連科目群
授業コード
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/12
単位数
2単位
担当者名
富永 順一
授業の概要
コンピュータやインターネットの普及によって教育の情報化が一層重要になっている。また過去においてもコンピュータは歴史的に教育現場で様々な形での学習支援のツールとして利用が試みられてきた。この科目では、初等、中等教育におけるコンピュータとネットワークによる学習支援について実習を交えながら理解する。
到達目標
・ 教育現場でのコンピュータの学習支援の様々な手法、実態について理解する。
・ 様々な事例をもとに具体的な実践方法を生み出す知識と態度を身に付ける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
情報教育の現在 文部科学省の情報科学習指導要領をもとに、情報教育の現在とそれに伴う情報機器の様々な学習支援の可能性を概観する演習室、メールのID, Passwordを確認しておくこと。
第2回目
事例研究 初等・中等教育における情報機器、コンピュータ利用の先進的事例としての玉川学園K12でのChaT Netの試み 前時に紹介された文部科学省のサイトに掲載されている情報関係の学習指導案、指定された資料を熟読しておくこと。
第3回目 情報機器の教育利用の歴史 情報機器やネットワークの教育現場への導入の歴史とその背景を概観する。教育事務への導入。
第3回目
情報機器の教育利用の歴史 情報機器やネットワークの教育現場への導入の歴史とその背景を概観する。教育事務への導入。
第4回目
CAI、学習ソフト、プログラミング これまで試みられてきたCAIの歴史と成果。教育用ソフトウェア。教育におけるプログラミングについて。
第5回目
情報の表現ツールとして(1) ワープロ、プレゼンテーション・ソフト、表計算ソフトの利用PowerPointを中心に実習を行う予定である。任意の教科の1分野について1時間の授業を行うつもりで資料を用意しておくこと。
第6回目
情報の表現ツールとして(2) グラフィックソフト、DTMソフトの利用、様々な周辺機器の活用PowerPointを中心に実習を行う予定である。任意の教科の1分野について1時間の授業を行うつもりで資料を用意しておくこと。
第7回目
教育におけるプログラミング LOGO, BASIC, Visual BASIC, アルゴリズム教育の歴史とその意義LOGOまたはBASIC(もしかしたらSqueak)などを使って実際に簡単なプログラミング実習を行う予定である。
第8回目
実習(1)これまでの学習をもとにした教育支援コンテンツの作成LOGOまたはBASIC(もしかしたらSqueak)などを使って実際に簡単なプログラミング実習を行う予定である。
第9回目
インターネットと学習支援(1)情報検索、コミュニケーションツールとしてのインターネットの特性と教育への様々な利用の可能性教育コンテンツをテーマにWSEBを作成する予定である。中学校・高等学校の教材内容を想定して、一つのテーマについて資料をしっかり準備しておくこと。WEBを作成しながら、左記の内容を実践的に学んでいく予定である。
第10回目
インターネットと学習支援(2)インターネットを有効に教育に活用していくためには、どのような環境を構築し、教員はどのような資質を持つべきかを理解する。教育コンテンツをテーマにWSEBを作成する予定である。中学校・高等学校の教材内容を想定して、一つのテーマについて資料をしっかり準備しておくこと。WEBを作成しながら、左記の内容を実践的に学んでいく予定である。
第11回目
インターネットと学習支援(3)学校からの情報発信とコミュニケーション能力の育成とそれに伴う様々な問題と留意点教育コンテンツをテーマにWSEBを作成する予定である。中学校・高等学校の教材内容を想定して、一つのテーマについて資料をしっかり準備しておくこと。WEBを作成しながら、左記の内容を実践的に学んでいく予定である。
第12回目
総合的学習の時間と情報の関わり新しく始まった教科「総合的学習の時間」と情報の関係。情報機器やネットワークの活用。文部科学省のサイトにおいて、総合的な学習の時間について学習指導要領や指定された文書を事前に読んでおくこと。
第13回目
実習(2)これまでの学習をもとにした教育支援コンテンツの作成
第14回目
まとめコンピュータの学習支援についてのまとめ
第15回目
予備

教科書
特に指定しない。適宜プリント等で配布する。
参考文献
文部科学省WEBページより高等学校「情報」学習指導要領。その他各種WEB。
成績評価方法
課題レポートならびに実習作品により評価。
そのほか受講者への指示/メッセージ
この講義では講義支援システムとしてBlackBoardを利用する。また、演習室、メールを利用するので、そのID,Passwordは必ず確認しておくこと。

更新日:02/09/2004
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