授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 遺伝子発現の制御 | DNAやRNAなどの遺伝子に関する分子生物学的及び生化学的基礎知識の解説する。 | |
第2回目 | 遺伝子による神経系の研究 | 遺伝子工学(組み換え実験)の手法と神経系への応用につて説明する。 | |
第3回目 | 神経系におけるシナプス結合部位での調節 | シナプスの生理学とその調節機構について生理学的に解説する。 | |
第4回目 | 細胞生物学におけるシグナル伝達 | 細胞におけるセカンドメッセンジャー系カルシウムイオンなどのシグナル伝達について解説する。 | |
第5回目 | 神経系シナプス結合の分子生物学的調節と制御 | シナプス調節を生理学観点から拡げ分子生物学的視点にたって解説する。 | |
第6回目 | アメフラシ神経系による学習と制御 | 2000年のノーベル医学生理学賞受賞のカンデル博士の業績を中心に神経系の学習制御について解説する | |
第7回目 | アメフラシ神経系による学習と制御とその応用 | 上記の話題をさらに高等な動物を対象に解説する。 | |
第8回目 | 運動神経細胞による筋肉運動の制御 | 筋肉の調節の仕組みやそのメカニズムについて解説する。 | |
第9回目 | 小脳による運動学習の制御 | 運動学習のモデルである小脳の働きの生理学的解説とその数理モデルについて解説する。 | |
第10回目 | 記憶学習過程の分子生物学的解析 | 最近の遺伝子改変動物を使った記憶学習のメカニズムを解説する。 | |
第11回目 | 神経発生の制御 | 神経発生の分子レベルでの制御について解説する。 | |
第12回目 | 生体エネルギー変換とコントロールI | 生体におけるエネルギー変換やその制御について解説する | |
第13回目 | 生体エネルギー変換とコントロールII | 上記についてさらに細胞レベルから詳しく解説する。 | |
第14回目 | 免疫系による生体防御の制御 | 生体の免疫系について解説する | |
第15回目 | 腎臓による浸透圧の制御 | 腎臓における水の調節など内臓における制御を考える。 | |