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知能情報システムラボI

科目
知能情報システムラボI
区分
知能情報システム学科科目群
授業コード
14713
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/345678
単位数
2単位
担当者名
月岡 邦夫・中村 眞次・白﨑 博公
授業の概要
知能情報システムを学ぶに当たって必要な電子回路およびソフトウエアに関する基礎技術を習得する.電子回路実験では,基礎的な計測器(DMM,オシロスコープ)の使い方をマスターし,直流・交流回路におけるオームの法則とキルヒホッフの法則を実験的に検証する.ソフトウエア実習では,UNIXの基本命令とエディタ(vi)の基本操作を学ぶ.毎回、C言語の基本プログラミングと自分で考える発展課題プログラミング実習を行う.最終日には、ウェブテストと課題プログラミングがあるので,毎回確実に課題をこなすことが必要である.
到達目標
電子回路実験では,基本的計測機器(DMMおよびオシロスコープ)の使い方をマスターし,オームの法則とキルヒホッフの法則,および交流回路における位相の概念を理解することを目標とする.ソフトウエア実習では,UNIXの基本操作とUNIX上のエディタviをマスターし,基本的なC言語プログラムを自分で組めるようになることを目標とする.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 実際の授業の進め方,実験テキストの閲覧法,実験のマナー,レポートの書き方などの指導. シラバスを確認しておくこと.
第2回目
電子回路実験ステップ1:電圧,電流,抵抗の測定とオームの法則 カラーコードを学ぶ.抵抗素子の電流・電圧特性を測定しオームの法則を検証する.直列・並列抵抗の値を実測し計算値と比較する.実験内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第3回目
電子回路実験ステップ2:直流回路の基本動作 2個の直列抵抗および並列抵抗回路を使ってキルヒホッフの法則を検証する.電源と抵抗からなる複雑な回路においてテブナンの定理を確認する.実験内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第4回目
電子回路実験ステップ3:オシロスコープの使い方 オシロスコープを使って正弦波の振幅,位相,周期などを測定する.実験内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第5回目
電子回路実験ステップ4:交流回路の基本動作 抵抗,コンデンサ,コイルのインピーダンスを測定する.交流におけるRCおよびRL直列回路の基本動作を確認する.実験内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第6回目
電子回路実験ステップ5:交流回路の周波数特性 RL直列回路および RC直列回路の周波数特性を測定することにより,ローパスフィルター, ハイパスフィルター,遮断周波数,などの概念を学習する実験内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第7回目
ソフトウェア実習:C言語の基本的なきまり 簡単なCプログラムを作りコンパイルできるようになること。UNIX操作、VIエディタ操作、gccコンパイラの扱い方。実習内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第8回目
ソフトウェア実習:コンソールとの入出力入出力関数(printf,scanf命令など)が使えるようになること。基礎課題:テキスト第2章(pp.28-44)とその発展課題実習内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第9回目
ソフトウェア実習:制御構造制御文(if文、for文、while文など)が使えるようになること。基礎課題:テキスト第3章(pp.46-65)とその発展課題実習内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第10回目
ソフトウェア実習:配列配列が使えるようになること。基礎課題:テキスト第4章(pp.68-76)とその発展課題。実習内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第11回目
ソフトウェア実習:ポインタポインタが使えるようになること。基礎課題:テキスト第5章(pp.80-98)とその発展課題。実習内容をサーバからダウンロードして,予習しておくこと
第12回目
ソフトウェア実習:試験当日午前中に課題を発表しC言語文法のWebテストを行う。午後は、課題プログラミングを作成開始し、4時までに電子メールで提出すること。
第13回目
第14回目
第15回目

教科書
電子回路実験については,実験室のパソコンにHTMLファイルとして収められているので,Webブラウザで閲覧して利用する.ソフトウエア実習の教科書は,川西 朝雄著、「入門ソフトウエアシリーズ① C言語」、(株)ナツメ社. 毎回の課題はhttp://michel.ele.eng.tamagawa.ac.jp/s2005/index.htmlに掲載してあるのでサーバからダウンロードして予習しておくこと.
参考文献
電子工学実験では,必要な時に随時紹介する.ソフトウエア実習については,http://michel.ele.eng.tamagawa.ac.jp/s2005/index.htmlにUNIX基本操作や参考ウェブが掲載されている.
成績評価方法
電子回路実験では,毎回の課題について10点満点(4点が出席点)で評価する.ソフトウエア実習では,毎回の課題メールの評価、最終回のウェブテストと課題プログラミング、出席を総合評価する.最後に電子回路実験とコンピュータ実習の成績とを平均し最終成績とする.
そのほか受講者への指示/メッセージ
ガイダンスは1組,2組合同で行う.2回目からはクラス別に,電子回路実験とコンピュータを1週おきに交互に行う.詳しくはガイダンス時に説明する.

更新日:01/21/2005
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