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化学実験

科目
化学実験
区分
知能情報システム学科科目群
授業コード
14775
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 木/678
単位数
1単位
担当者名
相沢 宏保
授業の概要
定性、定量分析、有機合成反応等の化学実験を通じて、物質を構成する原子(元素)および分子(化合物)の化学的特性を理解する。更に日常生活で接している物質を実験室で実際に取り扱ったり、製造して理工系で必要な基本的技術を習得し、工学部の一般教養化学コースとする。
到達目標
実験毎にレポートを作製し、実施した実験について、その流れを結果について理解を深める。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
化学実験の基礎教育
実験のまとめ方について(講義)
化学実験の心得と試薬器具の取扱に際する安全教育
レポートの書き方、データの取扱、考察について
化学実験操作等について理解する。科学レポートの書き方について修得する。
第2回目
化学実験に関する基礎知識の習得(講義) 濃度(原子量、物質量、価数、当量、他)化学物質の量的関係等を理解する。
第3回目
酸アルカリ取扱と反応(実験) 油脂をアルカリ分解して石鹸を製造する。実験の内容を理論的に理解すること。
第4回目
金属の腐食、金属カチオンの定性反応の実験に関する説明(講義) 以下関連三実験について、原理、実験操作法などについて理解する。以下の三つの実験の関連性について理解する。
第5回目
金属腐食、腐食液の反応(実験) 酸アルカリによる金属腐食と生成カチオンの定性反応金属の腐食実験を通して、以下の三つの実験の関連性について理解する。
第6回目
カチオンの定性分析・1(実験) 代表的なカチオンを系統的に定性分析する。金属イオンと定性試薬の化学反応式を理解する。
第7回目
カチオンの定性分析・2(実験) 未知カチオンを定性分析で確認する。未知金属イオンを検出する手順の重要性を理解する。
第8回目
定量分析(中和滴定)について(講義) 酸とアルカリによる定量分析。原理と操作について定量分析の結果はデータ(測定値)の精度と誤差に影響されることを理解する。
第9回目
定量分析(中和滴定)について(実験)酸とアルカリによる定量分析。滴定分析の操作を理解する。
第10回目
アセトアニリドの合成について(講義)   有機化合物(個体)の合成と精製  一般的な有機化学反応について理解する。
第11回目
アセトアニリドの合成(実験)有機化合物(個体)の合成と精製および同定有機合成反応を体験し、反応物の収率、純度と確認法について理解する。
第12回目
酢酸エチルの合成について(講義)有機化合物(液体)の合成と精製合成した液体化学物質の取り扱いについて理解する。
第13回目
酢酸エチルの合成 (実験)合成した酢酸エチルの取り扱い、確認液体物質の取り扱い、蒸留法を実践で理解する。
第14回目
 
第15回目

教科書
プリント配布
参考文献
成績評価方法
授業出席(勉学意欲)70%、レポート30%(レポートは全て提出する)
そのほか受講者への指示/メッセージ
レポートの提出は実験終了後一週間目の授業開始前とする。(午後2時迄)

更新日:01/04/2005
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