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原価企画

科目
原価企画
区分
経営工学科科目群
授業コード
14414
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 水/34
単位数
2単位
担当者名
伊藤 和憲
授業の概要
原価企画とは,新製品開発のコスト・マネジメントのことであり,設計・開発段階でいかにコストを低減し,必要な利益を確保できるかということである。このことは,一方では,経営者の必要利益と市場ニーズを満足させながら,他方で技術者が目標原価を達成させることである。この講座では,原価企画に対する体系的な学習を行うとともに,グローバル化や情報技術への対応についても検討を行う。
到達目標
新製品開発におけるコスト・マネジメントの考え方,原価企画のフェズ,関連組織,VE,ベンチマーキング,コスト・テーブルなどのツールなどを理解させる。同時に,利益の作り込みと原価低減の考え方を理解させることである。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 成績評価と授業の進め方
第2回目
原価企画のエレメント 原価企画の基本的な要素について原価企画のエレメントについて理解しておくこと
第3回目
サプライヤーにおける原価企画実践 クラリオンの原価企画サプライヤーの原価企画について理解しておくこと
第4回目
原価企画の海外移転 原価企画の海外移転にかかわる諸問題原価企画の日米の違いを理解しておくこと
第5回目
原価企画におけるコスト・テーブルの役割 コストテーブルと機能テーブルの役割コストテーブルとは何かを理解しておくこと
第6回目
コンカレント・エンジニアリング コンカレント・エンジニアリングについて原価企画とコンカレント・エンジニアリングの違いを理解しておくこと
第7回目
コンカレント・エンジニアリングによる製品開発における原価低減 コンカレント・エンジニアリングの原価低減効果コンカレント・エンジニアリングがなぜ原価低速効果があるかを理解しておくこと
第8回目
商品コンセプトの創造とコンカレント・エンジニアリングの効果新製品のタイプとコンカレント・エンジニアリングの役割成熟製品と革新製品の違いを理解しておくこと
第9回目
コンカレント・エンジニアリングの意義と実践NECのコンカレント・エンジニアリングの進め方原価企画とプロジェクト・チームの違いを理解しておくこと
第10回目
日産およびグループ企業のコンカレント・エンジニアリング日産の原価企画とコンカレント・エンジニアリングの関係日産の原価企画プロセスを理解しておくこと
第11回目
オムロンのコンカレント・エンジニアリングオムロンのコンカレント・エンジニアリングの進め方オムロンのコンカレント・エンジニアリングと原価企画の違いを理解しておくこと
第12回目
予備日もしくは試験対策日
第13回目
期末試験
第14回目
第15回目

教科書
谷 武幸編著『製品開発のコストマネジメント』中央経済社
参考文献
成績評価方法
宿 題  3点×10回=30点,質問点  2点×10回=20点
発表点  5点× 2回=10点,期末点  10点×3問=30点
平常点        10点
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/08/2005
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