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代数学I

科目
代数学I
区分
メディアネットワーク学科科目群
授業コード
54809
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 火/56
単位数
2単位
担当者名
久保 創
授業の概要
「代数学入門」に引き続き,線形代数学の基本的な理論とその応用が扱われる.前半で,行列式とその応用について学び,後半に入って,行列の対角化の問題と関連して,固有値問題を学ぶ.「代数学入門」を既に受講していないと,本講義の理解は困難である.授業は,演習を交えながら充分の理解が得られるように進める.
到達目標
行列式や固有値,固有ベクトルについて学び,それらの計算が実際に出来るようになること.また,それらの応用について学び,線形代数の基本概念を理解すること.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
行列式(1) 連立一次方程式と行列式シラバスは教科書を基に書かれているので,あらかじめ予習しておくと理解しやすいが,復習を主体として勉強すると良い.講義で黒板でやられた例題・問題は,各自自分でできるまで演習すること.
第2回目
行列式(2) 定義と性質,具体的な形行列式の具体的な形がどのように導かれるかに注意すること     
第3回目
行列式(3) 積公式,行に関する性質性質を確実に覚えること             
第4回目
行列式(4) 余因数展開余因数展開がどのように導かれるかに注意すること 
第5回目
行列式(5) 行列式の計算,例と演習余因数展開を用いた行列式の計算法を理解すること  
   
第6回目
行列式(6) 演習前回までの復習をしておくこと 
第7回目
行列式の応用(1) 正則の条件と逆行列の公式正則の定義を復習しておくこと 
第8回目
行列式の応用(2)クラメルの公式正則の条件を復習しておくこと  
第9回目
行列式の応用(3)演習前回までの復習をしておくこと 
第10回目
行列の対角化(1)固有値と固有ベクトル定義を確実に覚えること 
第11回目
行列の対角化(2)演習前回の復習をしておくこと 
第12回目
行列の対角化(3)対角化対角化の方法を確実に身に付けること 
第13回目
行列の対角化(4)演習前回の復習をしておくこと 
第14回目
行列の対角化(5)対角化の応用対角化がどのように応用されるのかを理解すること   
第15回目
行列の対角化(6)演習全体を復習しておくこと 

教科書
久保創,『代数学II』(または『代数学3・4』),玉川大学.
参考文献
成績評価方法
試験の成績によって評価する.
そのほか受講者への指示/メッセージ
「代数学入門」を既に受講済みであること.工学部生は受講することがのぞましい.

更新日:02/06/2004
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