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塑性力学と加工

科目
塑性力学と加工
区分
機械工学科科目群
授業コード
54107
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/34
単位数
2単位
担当者名
町田 輝史
授業の概要
塑性加工は,材料が無駄なく有効に利用でき,生産性が高いので,大量生産方式として非常に優れている.種々の塑性加工法があり,工業製品の生産に大きな役割を演じている.本講では,塑性加工理論(塑性力学)を学び,引き続いて各種加工法,加工機械などの実際を概説する.理解を助けるため,演習問題,映像,資料調査を含み,専門家による特別講義を含む.
到達目標
生産またはものづくりに関与する技術者が,材料や製品を合理的に得る変形プロセスを構築するときに必要な基本的考え方を修得する.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
塑性加工のはたらき 材料と塑性,応力-ひずみ線図,塑性加工の意義,加工温度あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第2回目
塑性力学の基礎1 真応力,真ひずみ,塑性仕事,変形抵抗,n乗硬化則,加工硬化係数あらかじめ材料力学を受講しておくこと     
第3回目
塑性力学の基礎2 塑性異方性係数,相当応力,相当ひずみ,降伏条件,塑性理論あらかじめ材料力学を受講しておくこと      
第4回目
素材の製造 加工温度,板の製造,棒線の製造,管の製造,製造装置あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第5回目
鍛造・押出し 加工法,加工力,加工機械,冷間加工あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第6回目
薄板プレスせん断 せん断,打抜き,加工精度あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第7回目
薄板プレス成形 曲げ,深絞り,張出し,伸びフランジ加工,加工限界あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第8回目
塑性加工用材料加工用金属,変形特性,金型材料あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第9回目
加工限界延性破壊,応力条件と破壊,変形限界線図あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第10回目
接合・組立て,潤滑変形接合,要素結合,溶接,接着,金属表面,摩擦の機構,潤滑材の種類と特性あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第11回目
加工機械と工具各種加工機械の構造,工具の特性,静的精度,動的精度あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第12回目
非塑性材料の成形加工プラスチック,セラミック,粉末,溶融・半溶融加工,その他あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第13回目
加工性試験機械的特性,材料試験,加工模擬試験あらかじめ材料力学を受講しておくこと
第14回目
生産技術の動向トピックスあらかじめ材料力学を受講しておくこと
第15回目
生産技術論加工システム,CIM/CAE,その他あらかじめ材料力学を受講しておくこと

教科書
資料:変形加工通論ノート
参考文献
(1)わかりやすい材料強さ学/町田輝史著/オーム社(2)材料加工プロセス-ものづくりの基礎-/山口克彦・沖本邦郎編著/共立出版(3)基礎からわかる塑性加工/長田修次・柳本潤/コロナ社
成績評価方法
定期試験
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/24/2005
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