検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

国際理解教育

科目
国際理解教育
区分
教育学科科目群
授業コード
56075
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/78
単位数
2単位
担当者名
大谷 千恵
授業の概要
この授業は、国際理解教育の入門として、国際理解教育の基礎的な知識を習得するだけでなく、実際に国際理解教育を体験していくことを目的とします。国際理解教育として行われる授業や活動では、教師の計画と準備、そして豊かな発想がとても重要です。そこで、自分達の学習を計画・準備・行動・評価していく方法も身につけていきます。そして、授業で学んだ知識と、実際に見学して学んだことをもとに、国際理解教育の現状と今後の課題について考察を深め、提言や活動案について一緒に模索していきます。
到達目標
(1) 国際理解教育の基礎的な知識を身につける。
(2) 自分の学習を計画・準備・行動・評価することができる。
(3) グループで計画したことを実行することができる。/リーダーシップをとれる。
(4) 国際理解教育の課題について、自分なりの考えを述べることができる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
Introduction
ブレイン・ストーミング
授業の主旨と進め方
「わたしにとって国際理解教育とは何?」
テキスト「学校における多文化共生」を読んでくる。
第2回目
学校の国際化と国際理解教育 情報の見つけ方:統計局のデータから何が見えるかテキスト「日本の異文化間教育とその視点」を読んでくる。
第3回目
国際理解教育の実際1---計画 国際理解教育に取り組む学校の実践例紹介
グループの研究テーマを決める。
テキスト「多文化共生の教育」を読んでくる。
第4回目
国際理解教育の実際2---準備 選んだ学校の国際理解教育について計画表作成(グループごとに学校と交渉を進める)興味ある学校の取り組みなどをインターネットを活用して調べておく。
第5回目
国際理解教育の今日までの流れ ディスカッション
「日本人」って誰を指すの?
日本人としてのアイデンティティは持たなくてはいけないの?
テキスト「異文化間教育とアイデンティティ」を読んでくる。
第6回目
異文化間に育つ子供の教育 海外子女・帰国子女教育
定住外国人の子供達の教育
テキスト「日本の異文化間教育とその視点」、「異文化体験と教育」を読んでくる。
第7回目
ゲスト・スピーカー ゲスト・スピーカーを招待した授業
NGOや国際理解教育を実践されているゲストをお招きします。
ゲストスピーカーに対する質問を準備してくる。
第8回目
国際理解教育の実際3---調査
 
*教室での授業なし
指定された期日までに学校訪問。インタビューなど計画書にそった内容を実行し、報告書作成(報告書類は12回目の授業で提出)テキスト「教育国際交流」を読んでくる。
第9回目
メディアについて偏見や差別について考える興味のある新聞記事を準備し、なぜその記事を選んだか簡単に書いてくる。
第10回目
ゲスト・スピーカーゲスト・スピーカーを招待した授業ゲストスピーカーに対する質問を準備してくる。
第11回目
国際理解教育の実際4---評価グループごとに自分達の学校訪問を評価する。
発表の準備を進める。
* 訪問の評価報告書を提出
テキスト「異文化間教育と地域ネットワーキング」を読んでくる。
第12回目
国際理解教育の課題国際理解教育に取り組む小学校の現状と課題
* 見学報告書提出
* 訪問の評価報告書を提出
テキスト「異文化間コミュニケーション」を読んでくる。
第13回目
発表--フィードバック発表---自分達が学んだことを教室にfeedback
* レポート提出
魅力的な発表ができるように準備する。
第14回目
第15回目

教科書
佐藤郡衛「国際化と教育--- 異文化間教育学の視点から」日本放送出版協会、2003年。
参考文献
授業時に指示。
成績評価方法
授業内での発言やリーダーシップ 20% 
見学報告書           20%  
発表              20%  
レポート            40%
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業ホームページでは、昨年度のゲストスピーカーの話などが閲覧できるようになっています。また他の授業の内容も閲覧できるので、自分の学習に役立ててください。

大谷の授業ページ   http://www.tamagawa.ac.jp/teachers/edu/ohtani/

更新日:01/21/2005
検索トップページ担当別50音一覧