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情報メディアの活用

科目
情報メディアの活用
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
16020
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/78
単位数
2単位
担当者名
河西 由美子
授業の概要
社会の情報化・多メディア化を反映し、学校図書館で取り扱うメディアも多様化している。本科目では、各メディアの特性を学ぶとともに、特に今後学習面での影響がますます増大すると思われるインターネットをはじめとするデジタル・メディアの活用に焦点を当て、学校図書館で活用可能な新しいメディアについて基礎的な知識を獲得する。
到達目標
学校図書館におけるメディア・リテラシーおよび情報リテラシーの実践について、前半は事例紹介や演習を通して学び、後半ではメディアの利用指導から学習指導案への取り込みまで、具体的な立案能力の育成を目指す。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
導入 自己紹介・課題設定・問題意識の構築事前にシラバスを読み、科目の性質と内容を理解して出席すること。
第2回目
学校図書館のメディア 学校図書館の特性とメディアの種類(図書・視聴覚資料・インターネットなど)「学校経営と学校図書館」科目の基本的な理解が出来ていることが望ましい。
第3回目
学校図書館の学習活動 利用指導と学習指導「学習指導と学校図書館」科目と関連付けて学習することが望ましい。
第4回目
本というメディア 演習(読書と学習の指導と支援)図書館の伝統的な資料である本と本を用いた指導・支援について学ぶ。
第5回目
図書館資料の検索システム 演習(蔵書検索のシステム)基本的なコンピュータ操作ができること。
第6回目
本以外のメディア 視聴覚教育の流れと視聴覚資料・デジタルメディア子どものための映像メディアの特徴
第7回目
メディア・リテラシー メディア・リテラシーとクリティカル・シンキングメディアを学ぶとはどういうことか。身のまわりの身近なメディアについて考える。
第8回目
インターネットの基礎知識歴史(成立・発展・現状・特性・課題など)インターネットとは何か。
第9回目
インターネットの検索検索エンジンを使ったキーワード検索の演習ウェブ検索の体験があること。
第10回目
インターネットの教育利用1事例研究教授者として、インターネットをどう授業で活用するか、現実の例を通して考える。
第11回目
インターネットの教育利用2事例研究教授者として、インターネットをどう授業で活用するか、現実の例を通して考える。
第12回目
学習案ワークショップ1演習前半の講義や事例研究を踏まえて、独創的な学習指導案を考える。
第13回目
学習案ワークショップ2演習前半の講義や事例研究を踏まえて、独創的な学習指導案を考える。
第14回目
課題発表・意見交換発表・討論効果的な発表方法、積極的な討論への参加を望む。
第15回目
まとめ総括自らの学習の成果を振り返る。

教科書
開講時に指示する。
参考文献
随時指示する。
成績評価方法
最終課題(試験かレポート)は受講者数を勘案し決定する。授業内課題・平常点(主体的に学ぶ姿勢)
そのほか受講者への指示/メッセージ
学校図書館司書教諭の資格取得希望者が履修者の大半を占めると思われるが、学校図書館自体が利用者の主体的な学習を支援する性質を持った施設であるので、授業内で提供される素材をもとに自ら発展的に学ぶ態度のある学生を歓迎する。乳幼児教育関係の受講者には内容・課題面等で多少配慮する。

更新日:01/18/2005
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