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グローバリゼーション論

科目
グローバリゼーション論
区分
教育学科科目群
授業コード
16428
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
阿久津 博康
授業の概要
この講義では、グローバリゼーションという現象を政治、経済、社会・文化の側面から捉え、それがそれぞれの側面でいかなる原因でどのような効果や問題をもたらし、国家や社会はいかなる対応をしているのかということを考察する。毎回の講義では話題として取り上げた問題について短い討論の時間を設けるとともに、次回の講義で提出してもらう小課題を与える。
到達目標
・グローバリゼーションの政治的、経済的、そして社会・文化的諸相について論じることができるようになる。
  ・グローバリゼーションに対する日本の対応について論じることができるようになる。


授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
講義の概要 講義の進め方について
グローバリゼーションとは何かについて
グローバリゼーションについての自分なりイメージを描いておく
第2回目
グローバリゼーションの概念と現実 グローバリゼーションの歴史的経緯とグローバリゼーションの近接概念について 「西洋化」、「近代化」、「国際化」、「グローバル・スタンダード」について考えておく
課題提出
第3回目
経済におけるグローバリゼーション(1) 経済におけるグローバル化とは何かについて国際的な経済的相互依存、市場経済の拡大について考えておく
課題提出
第4回目
経済におけるグローバリゼーション(2) 経済におけるグローバリゼーションをめぐる諸問題(1)課題提出
第5回目
経済におけるグローバリゼーション(3) 経済におけるグローバリゼーションをめぐる諸問題(2)課題提出
第6回目
政治におけるグローバリゼーション(1) 政治のおけるグローバリゼーションとは何かについて政治的自由化、民主化の世界的拡大について考えておく
課題提出
第7回目
政治におけるグローバリゼーション(2) 政治におけるグローバリゼーションをめぐる諸問題(1)課題提出
第8回目
政治におけるグローバリゼーション(3)政治におけるグローバリゼーションをめぐる諸問題(2)課題提出
第9回目
社会・文化におけるグローバリゼーション(1)文化におけるグローバリゼーションとは何かについて自分の生活の中の「世界」について考えておく
課題提出
第10回目
社会・文化におけるグローバリゼーション(2)文化におけるグローバリゼーションをめぐる諸問題(1)課題提出
第11回目
社会・文化におけるグローバリゼーション(3)文化におけるグローバリゼーションをめぐる諸問題(2)課題提出
第12回目
グローバリゼーションと日本(1)グローバリゼーションによる日本社会の諸問題について柔道と相撲の違い、インターネットと自分の生活の関係について考えておく
課題提出
第13回目
グローバリゼーションと日本(2)グローバリゼーションによる日本の外交・安全保障問題についてテロ問題と日本社会の安全について考えておく
課題提出
第14回目
総括と展望これまでの講義のまとめ
グローバリゼーションの展望
第15回目
予備日

教科書
・デビッド・ヘルド編「グローバル化とは何か」法律文化社(2004)
・デビッド・ヘルド編「グローバル化をどうとらえるか」法律文化社(2004)

参考文献
・I.ウォーラースティン「近代世界システムI」岩波現代選書(1987)
・I.ウォーラースティン「近代世界システムII」岩波現代選書(1991)
・ユージン・スコルニコフ「国際政治と科学技術」NTT出版(1995)
・その他については講義で示す。

成績評価方法
出席数、課題、期末試験により評価。
但し、期末試験で及第点に達する自信のない者については、最終講義日までにレポートを提出すれば加点を考慮する。

そのほか受講者への指示/メッセージ
本講義担当者は技術革新・技術移転と国際社会の関係に関する研究も行っています。「政治学(国際政治を含む)」で扱う国際的な安全保障問題の他、テレホンカード、ファクシミリ、インターネット等の通信関連技術の普及と国際社会の関係という視点等も盛り込みながら、グローバリゼーションについて受講生の皆さんと多面的に考えて行きたいと考えています。討論での皆さんの積極的な参加を期待しています。

更新日:
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