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楽式論
科目
楽式論
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57135
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 金/56
単位数
2
単位
担当者名
土居 克行
授業の概要
和声学および対位法を学習した結果として,さらに読譜力を養成し音楽を理解するために,ここでは抽象的な音が,いかに音楽として構成されているかを考える。基礎楽式のリート形式からロンド形式,変奏形式,ソナタ形式およびフーガ形式までをその範囲として,その構成について明確にしていくことが目的であり,特にベートーヴェンやバッハの作品分析を通して,作品全体の構造を,動機や主題を構成している素材から考察する。音楽における構成素材の意味とそれぞれの素材の関連性について学習する。
到達目標
音楽の形式にみる「多様と統一」をテーマとして、バロック、古典を中心とする調性音楽の理解を深め、多角的に楽曲を分析できること
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
基礎楽式(1)
形式の概要および対位法様式と古典様式とその特徴
リート形式について
セメスターを通して配布された教材を事前に読譜する
第2回目
基礎楽式(2)
2部形式とその構成
第3回目
基礎楽式(3)
3部形式とその構成
第4回目
複合形式
複合3部形式とその構成
第5回目
ソナタ形式(1)
ソナタ形式の概要
古典ソナタの構成について
第6回目
ソナタ形式(2)
主題提示部の構成と比較研究
第7回目
ソナタ形式(3)
展開部の構成と比較研究(1)
第8回目
ソナタ形式(4)
展開部の構成と比較研究(2)
第9回目
ソナタ形式(5)
再現部の構成と比較研究/まとめ
第10回目
フーガ形式(1)
カノン・インベンションについて
4声フーガの構成(1)
第11回目
フーガ形式(2)
4声フーガの構成(2)
第12回目
フーガ形式(3)
4声フーガの構成(3)
第13回目
ロンド形式(1)
テーマと変奏について
第14回目
変奏形式(1)
テーマと変奏について
第15回目
変奏形式(2)
変奏形式の多様性について
教科書
適宜、プリント教材を配布
参考文献
随時、指示する
成績評価方法
楽曲分析・レポート100%
そのほか受講者への指示/メッセージ
終止形の種類とその和音進行の可能性について理解しておくこと
更新日:
01/24/2005
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