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芸術応用演習IA・IB

科目
芸術応用演習IA・IB
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
1814018141
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
高岡 明
授業の概要
作曲や演奏に必要な楽曲分析および作曲や演奏へのコンピュータの適用の実習を行なう。調性音楽の分析にはシェンカー理論、無調音楽の分析にはピッチ・クラス集合論を用いる。また、Java言語によってRTcmixのスコア・ファイルおよびMIDIファイルを自動生成する作曲プログラムを作成し、音楽作品またはインスタレーション作品を制作する。
到達目標
分析によって個々の楽曲についての理解を深めるとともに、音楽やその関連領域におけるコンピュータの使用に習熟する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 演習内容の概観毎週新しい事を学ぶので欠席しないこと。
第2回目
楽曲分析 1
プログラミング 1
分析による曲の理解とPDによるプログラム作成十分復習すること
第3回目
楽曲分析 2
プログラミング 2
無調音楽の分析1:ピッチクラスの概念
C言語入門 1:様々なデータ・タイプ
十分復習すること
第4回目
楽曲分析 3
プログラミング 3
無調音楽の分析2:ピッチクラス集合の種類
C言語入門 2:制御構造
十分復習すること
第5回目
楽曲分析 4
プログラミング 4
無調音楽の分析3:音程ベクトルとセット・クラス
Java言語入門 1:クラスの概念
十分復習すること
第6回目
楽曲分析 5
プログラミング 5
無調音楽の分析4:ピッチクラス集合の変換
Java言語入門 2:オブジェクト指向プログラミング
十分復習すること
第7回目
楽曲分析 6
自動作曲プログラム 1
調性音楽の分析1:調性和声と2声対位法
Java言語入門 3:クラス・パッケージ 十分復習すること
十分復習すること
第8回目
楽曲分析 7
自動作曲プログラム 2
調性音楽の分析2:シェンカー理論入門1
自動作曲プログラム作成:Java Sound 入門1
第9回目
楽曲分析 8
自動作曲プログラム 3
調性音楽の分析3:シェンカー理論入門2
自動作曲プログラム作成:Java Sound 入門2
第10回目
作品の制作 1作曲プログラムの作成
第11回目
作品の制作 2
第12回目
作品の制作 3
第13回目
作品の制作 4
第14回目
作品の制作 5
第15回目
発表会作品の発表と評価

教科書

配布するプリントおよび下記のWebサイト。

Sun Microsystems. Learning the Java Language:
http://java.sun.com/docs/books/tutorial/java/TOC.html

Sun Microsystems. Java API Guide:
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/api/

Sun Microsystems. Java Sound Programmer Guide:
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/guide/sound/programmer_guide/contents.html
参考文献
Rahn, John. _Basic Atonal Theory_. New York: Schirmer, 1980.

RTcmixについては以下のページに解説がある:
http://music.columbia.edu/cmc/RTcmix/docs/docs.html

アメリカの大学で最も広く使用されているコンピュータ音楽の教科書:
Dodge, Charles and Thomas A. Jerse. Computer Music. New York: Schirmer, 1997.

Linux上で使えるコンピュータ音楽関係のソフトウェアは下記のリンク先から無償で入手可能である。
http://ccrma.stanford.edu/planetccrma/software/
http://linux-sound.org/

また、MIDIを含めたコンピュータ音楽に関する情報は以下のサイトで入手可能である。
http://www.computermusic.org/
http://www.harmony-central.com/
成績評価方法
毎週の課題および作品によって評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
毎週新しい事を学ぶので欠席しないこと。

更新日:01/24/2005
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