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音響効果

科目
音響効果
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57122
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
園田 芳伸
授業の概要
自然音・言葉・音楽・街の音など、耳に入ってくるいろいろな「地球の音」について考察し、その上で音響に携わる者としての知識を身に付け、音のたのしさ・奥深さを実感する。
到達目標
音に対する豊かな知識・感性を身に付け、良い音環境を作る事は、音響家に限らず人間にとって大切な事を自覚し、常に音を考える人になる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
日常生活での音に敏感になる(音の確認) 音の中で日々生活している我々にとって、音はあってあたりまえの存在である。まずは身近な「音」からあらためてもう一度聴きなおしてみる。人間の耳とマイクロフォンの違いを認識し、聴くことを学ぶ。
第2回目
音のおもしろさ 日本人はどんな音を聴いて楽しんでしたか、そして自分にとって気持ちよい音は何か考えてみる。音の世界の楽しさを実感する
第3回目
音と環境 サウンドスケープ考 地球は今色々なところで壊れ初めてきている。音の環境も然り。身近な生活の音、自然の音、メディアの音など増えつづける音・音楽を人間とのかかわりの中で検証し、考えてみる。毎日生活している中での音環境を自覚しなおして見る。
第4回目
日本人の感性 豊かな音の文化を築いてきた日本人独特の感性は、どんなところから生まれてくるのだろうか。日本の文化・日本語の豊かな世界を探る。
第5回目
消えて行く音と、今に生きる音 時代の流れとともに忘れ去られてゆく音・消えてゆく音・音楽がある。そして生き続ける大切な音たち。昭和の音を主体に聴きなおしてみる。
第6回目
音作りの歴史 I 歌舞伎で使われている音にはこの先もずっと生き残っていく味のある音がたくさんある。歌舞伎の音世界などを考察する。
第7回目
音作りの歴史 II 現在も使用されている音作りのための色々な道具で実際に音をだしてみる。音具考察
第8回目
実習に向けてー1ラジオドラマ・プラネタリウム番組などに音楽・音がどのように使われているか、作品を試聴して感じ取る。作品鑑賞
第9回目
実習に向けてー2作品を決め、音響プランを考える。
第10回目
音響家にとっての映像各種映像作品を鑑賞音と映像の関係を探る
第11回目
音響効果の仕事プロはどんな音源を使用しているのか、著作権の問題も含めて考える。既存著作物を使用する場合の注意点など。
第12回目
実習に向けてー3発表に向けての下準備曲を選ぶおもしろさ・音を作るおもしろさを実感する。
第13回目
実習に向けてー4発表に向けての下準備想像力を豊かに
第14回目
実習 音が主役の舞台を作り上げる(発表)
第15回目
実習 音が主役の舞台を作り上げる(発表)

教科書
授業内で随時プリント配布
参考文献
授業で随時紹介する
成績評価方法
授業参加への積極性70% レポート30%
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/24/2005
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