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文化政策論

科目
文化政策論
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
18023
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/12
単位数
2単位
担当者名
曽田 修司
授業の概要
アート・マネジメントと文化政策、文化行政、文化支援(メセナ)、法律等との関わりを学び、アート・マネジメントの視点から文化政策を考える。
到達目標
受講者全員が、アートが社会にとって必要であることを説得力をもって示せるようになるのを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
アート・マネジメントの社会的意義 アート・マネジメントに関する4つの問いから、その社会的意義を考える参考文献の先行オーガナイザーを作成する
第2回目
アートとアート・マネジメント アートの特質を知り、アート・マネジメントのあり方を考える同上
第3回目
近代アートと現代アート 近代アートと現代アートの特質を考える同上
第4回目
近代アートと現代アート(2) 近代的「自我」の現代における展開を考えるテーマに関する情報をWeb等で検索してくる
第5回目
アート・マネジメントの課題 アートの振興のためにどうやって社会的コンセンサスを取るのかを考える文化振興について考えてくる
第6回目
芸術振興と政府の役割 芸術振興における政府の役割について、日米比較を中心に考える同上
第7回目
市場財と公共財 アートは、どのような意味で(準)公共財と言えるのかを考える同上
第8回目
公立文化施設の活性化公立文化施設を活性化する「財団法人地域創造」の施策を紹介する公共文化施設に関する情報を収集する
第9回目
創造力を育む~自治体文化政策の新潮流稽古場整備からアートセンターの設立、文化芸術によるまちづくりまで、自治体の文化政策について考える同上
第10回目
アート支援の新しい形企業メセナや公的助成金について考える助成金に関する事前リサーチ
第11回目
創造性を生み出すアート・マネジメントアートの新しい形として注目されるワークショップやアウトリーチについて考えるテーマに関する事前リサーチ
第12回目
芸術文化振興と法制度~文化芸術振興基本法文化芸術振興基本法の中身を検証し、その課題を明らかにする基本法を熟読してくる
第13回目
公立文化施設と指定管理者制度長く自治体文化政策を規定してきた「公の施設」の運営に関する新展開とその問題点を探る指定管理者制度についてリサーチ
第14回目
都市と文化政策アートや文化施設を都市の文化資源ととらえ、その活用を考えるテーマの事例をリサーチ
第15回目
まとめ講義全体のまとめレポート作成準備

教科書
なし。毎回必要な資料を配布する。
参考文献
伊藤裕夫他著『アーツマネジメント概論』(水曜社)
上野征洋編『文化政策を学ぶ人のために』(世界思想社)
塩谷陽子著『ニューヨーク ―芸術家と共存する街―』(丸善ライブラリー)
社団法人企業メセナ協議会編『なぜ、企業はメセナをするのか』(トランスアート)
成績評価方法
出席点(50%)とレポート(50%)による
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義レジュメを個人のウェブサイト(http://benio.atomi.ac.jp/~sota/)で順次公開しますので参考にしてください。講義で配布するレジュメはファイルに綴じて毎回持参してください。

更新日:01/02/2005
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