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マスコミ論

科目
マスコミ論
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57119
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
須藤 のり子
授業の概要
携帯電話やインターネットなどの通信メディアが発達した現代においても、テレビ・新聞等のマス・メディアは依然として強い影響力を持っている。TVディレクターの経験を生かし、主にテレビを中心に、その特性や問題点について考慮していく。また「現代のコミュニケーション」全般に関しても言及したい。随時ビデオやインターネットからの素材使用。また、就職活動を念頭においた小論文指導も行う。
到達目標
各自が自立的・自律的にメディアと接することのできるリテラシーを身につけること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 講師自己紹介・作品ビデオ視聴。授業の進め方に関する説明。「自ら考える」授業であることを確認する。
第2回目
メディアとは 「メディア」「マス・メディア」「マスコミ」「ユビキタス」等の基本用語の確認と考察。よく耳にする用語を整理し、理解する。
第3回目
大衆(マス)とは 大衆という概念と社会的背景。マスからパーソナルへの移行。消費や情報における大衆の意味・役割を考える。
第4回目
ビデオ学習(1) ドキュメンタリー番組を見て要旨をまとめ、考察する。視聴しながらメモを取る訓練をしよう。
第5回目
小論文指導 就活の際のエントリーシートに対処できる小論文指導。経験を基にした就活ポイントも指示。“自分は何をやりたいのか”を明確にしよう。
第6回目
消費社会とメディア(1) 大量消費社会の発達の歴史。産業革命以降の社会の変化に注目。
第7回目
消費社会とメディア(2) 広告が付与する「記号」とイメージ。情報と消費の結びつきを考える。
第8回目
政治とメディア「権力の番犬」たるメディアがいかに政治と関係しているか。戦争や選挙などにメディアがどう関っているか推察。
第9回目
ビデオ学習(2)ドキュメンタリー番組を見て要旨をまとめ、考察する。視聴し、メモを取る際、重要なポイントを瞬時に見極めよう。
第10回目
インターネットインターネットの歴史、ネットワークに関する解説。用語を整理し、背景を知ろう。
第11回目
4大マス・メディアの展望新聞・雑誌・テレビ・ラジオの現在と今後。よく接するマス・メディアに対する知識をまとめる。
第12回目
メディア・リテラシーMLの概念・目的。メディアと向きあう姿勢を考える。
第13回目
グローバリゼーション「地球村」の光と影を考察し、政治・経済も視野に入れつつ情報ネットワークを解説。「地球市民」としての個を考えてみよう。
第14回目
まとめ(1)メディア社会におけるアイデンティティを見つめ、大量の情報といかに向きあうか討論。情報化社会を生きる術について各自意見をまとめる。
第15回目
まとめ(2)これからの展望。これまで身につけたメディア・リテラシーを整理する。

教科書
なし。
参考文献
授業内で随時指示。
成績評価方法
定期試験、小論文、ビデオレポート2回、授業への参加度。
そのほか受講者への指示/メッセージ
小論文を提出しないと定期試験受講は認めません。
定期試験は1問で、事前に問題を発表し、当日は何でも持込可とします。

更新日:02/18/2005
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