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国際ファイナンス

科目
国際ファイナンス
区分
国際経営学科科目群
授業コード
55543
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/123
単位数
3単位
担当者名
玉木 勝
授業の概要
 国際的な資金の基本的な流れや動きと、それら資金の流れや動きをもたらす諸要因について理解するとともに、具体的な例を上げながら、国際ファイナンスに関する基礎的な理解を深めていく。併せて現在の各市場の状況および日米における金融・証券市場の実務経験について説明する。授業の前半1時限目はイーラーニングによる小論文提出の形式で行い、授業の2・3時限目は講義形式で行う。
到達目標
国際的な資金の基本的な流れや動きとそれらをもたらす諸要因について理解することおよび為替・株式・債券・デリバティブ市場をサーベイできること(教科書が理解の一般水準であり、必ず購入・持参すること)
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
世界のマネーの動きとファイナンス 貿易と為替市場、株式市場、債券市場、デリバティブ市場の概要教科書の序章を読み、国際的なマーケットとしてどのようなものがあるかの基礎的な理解を得ておくこと
第2回目
為替市場の推移 為替市場の歴史、超円高時代、最近の為替動向、ユーロ市場等教科書の該当箇所を読み基礎的な理解を得るとともに、疑問点について整理すること。イーラーニングの時間には小論文を提出すること。
第3回目
為替レートと日本経済 為替変動の影響、円ドルの水準と日本経済、海外証券投資と為替リスク以下同じ内容で対応すること
第4回目
為替レートを決定する要因 長期的要因、短期的要因等
第5回目
株式によるファイナンスと株式市場 株式に関する一般論、日本の株式市場の構成、米国の株式市場の構成、株価指数
第6回目
株式投資の基礎理論 株価の決定要因、株式の評価尺度、株式評価モデル
第7回目
日米株式市場の動向 日本市場の動向と推移、米国市場の動向と推移、両市場の構造的要因比較
第8回目
債券によるファイナンスと債券市場債券に関する一般論、日本の債券市場の動向、米国の債券市場の動向
第9回目
債券投資の基礎理論債券の評価尺度、債券価格の変動要因、債券投資のリスク
第10回目
日米債券市場の新しい潮流債券発行と格付、資産担保付証券市場の展開
第11回目
デリバティブの種類と特徴デリバティブの意義、オプション、スワップ、金融先物
第12回目
デリバティブの活用と失敗デリバティブ取引のメリット、リスク等
第13回目
グローバル証券投資グローバル証券投資のリスクとリターン本件については事前にペーパーを配布して講義全体のまとめとするのでペーパーをよく読んでおくこと
第14回目
企業経営と国際ファイナンス具体的な企業活動の分析上記と同様
第15回目
まとめ

教科書
玉木 勝『為替・株式・債券・デリバティブ市場ー基礎理論と実務知識』(シグマベイスキャピタル社)
参考文献
成績評価方法
授業出席状況、イーラーニングによる小論文提出状況、ミニテスト、期末試験で評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/11/2005
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