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人的資源管理

科目
人的資源管理
区分
国際経営学科科目群
授業コード
55523
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/567
単位数
3単位
担当者名
飯野 峻尾
授業の概要
人的資源管理の主な範囲は、1.求められる人材像を明示する「資格制度」、2.適合状況と課題の確認に役立つ「評価制度」、3.求める人材像への到達を支援する「育成制度」、4.企業経営への貢献度を表す「報酬制度」である。それらの意味合いとそれぞれの相互関連について、実例を通して学んでいく。併せて、これからの時代の人的資源管理の在り方についても検討していく。
到達目標
この授業では、「解る」から「出来る」を基本とし、ケースを中心に人的資源管理のサブシステムの設計スキルを身に付ける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
人的資源管理とは 授業の進め方、テーマの内容他 ブラックボード(以下、Bbという)上のパワーポイント(以下、pptという)資料、「人的資源概要」を目を通すこと。
第2回目
企業経営における人的資源管理
人的資源管理の歴史的発展
人的資源管理の変遷
人的資源管理の定義、基本的視点をまず理解し、歴史的な発展の四つの段階の特徴を学ぶ。また、企業経営におけるその変遷についても事例を通して学ぶ事にする。Bb上のワード(以下、docという)資料、「人的資源管理」をダウンロードして予習をすること。授業時に、この資料を持参すること。
第3回目
人的資源管理の主な学説
人的資源管理の範囲
人的資源管理を決める要因
人的資源管理の代表的な四つの学説を概観し、それぞれのポイントを理解する。また、人的資源管理の領域とサブシステムの繋がりを学ぶ。併せて、人的資源管理を決める6つの要因について、事例を通して学んでいくことにする。前回使用した、「人的資源管理」を予習し、授業時に持参すること。
第4回目
ケース1「時差出勤制」 テキストP156の「時差出勤制」のケースをチームで研究し、チームごとにケースの対応を発表する。ここでは、労働条件の明示、労働時間短縮などについて、学んでいく。併せて、チームビルディングの手法を習得する。テキストP156の「時差出勤制」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。またBb上のdoc資料、「労働時間管理」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
 
第5回目
労働時間について 労働基準法上の法定労働時間、変形労働時間、フレックスタイム制、みなし労働時間制について、演習を通して立体的に学ぶ。Bb上のdoc資料、「「労働時間管理」に関する理解度把握」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第6回目
ケース2「年俸制の設計」 テキストP159の「年俸制」のケースを参考に、各チームで年俸制設計問題を熟読の上、設計し発表する。テキストP159の「年俸制」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。またBb上の「17年俸制設計問題」をダウンロードして、条件に従って設計し、授業時に持参すること。
第7回目
ケース3「年俸制の更改」 前回設計した年俸制の更改のやり方について、事例を通して学ぶ。各チームで年俸制更改問題を熟読の上、設計し発表する。Bb上の「17年俸制更改問題」をダウンロードして、条件に従って設計し、授業時に持参すること。
第8回目
目標管理制度テキストP162の「目標管理」のケースを参考に、各人で自分の「目標設定シート」を作成する。この演習を通して、目標管理制度について理解を深めることにする。テキストP162の「目標管理」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。またBb上の「目標設定シート」をダウンロードして、授業時に持参すること。
第9回目
職務給について近年、日本企業おいて関心の高まりを見せている、職務給について学ぶ。職務給とは何か、職務評価の方法、職務給の設計について事例を通して理解を深める。Bb上のdoc資料、「職務給について」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第10回目
ケース4「職務給の設計」テキストP167の「職務給」のケースを参考に各チームで選択した業界等の職務給を設計して、発表と通して理解を深めることにする。併せて、効果的なチームビルディングの手法を習得する。テキストP167の「職務給」のケースを事前に熟読し、ケースのポイントを把握しておくこと。
第11回目
労務管理についてそれぞれの“場”の幹部職層が担うことになる「労務管理」について、基礎編、応用編および実践編を演習を通して立体的に学ぶ。さらに、労務管理のケーススタディにも挑戦し、理解を深めることにする。Bb上のdoc資料、「労務管理」と「労務管理ケーススタディ」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第12回目
ケース5「総合ケース」この授業のまとめとして、教科書P175の「総合ケース」を各チームで改善の方向性について研究し、発表する。各チームの発表を他のチームが評価し、全体研究へと展開する。テキストP175の「総合ケース」を事前に熟読し、ケースのポイントを自分なりに整理しておくこと。
第13回目
日本企業の人的資源管理の方向性授業で学んだことを踏まえ、全員で「これからの日本企業の人的資源管理の方向性」について議論する。テーマによっては、ディベートまたはパネルディスカッションの手法を取り入れる。今までの授業のポイントを復習し、併せて昨今の日本企業における人的資源管理の事例を調査の上、これからの日本企業の人的資源管理の方向性について、事前に自分なりの考え方をまとめておくこと。
第14回目
これからの人材システムについて授業のまとめに変えて、担当教員が「これからの人材システムについて」講義する。Bb上の「これからの人材システム」をダウンロードして、予習をすること。授業時にこの資料を持参すること。
第15回目
試験

教科書
『ケースで学ぶ経営学』(飯野峻尾共著、学文社)
参考文献
「人事・労務管理の知識」(日経文庫)、「新・人事労務管理」(有斐閣)、「実践経営学」(学文社)、「人事管理システムの見直しと評価実務」(政経研究所」
成績評価方法
課題レポート、試験、出席率(3/4以上)
そのほか受講者への指示/メッセージ
ケーススタディを教材として、グループ討議を中心に進める。よって、事前にケースを自分なりにまとめて授業に出席することになる。またパソコンを多用するので、PCスキルが必要。

更新日:01/24/2005
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