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国際経営研究

科目
国際経営研究
区分
国際経営学科科目群
授業コード
15545
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/56
単位数
単位
担当者名
佐久間 信夫
授業の概要
人類の歴史的な実験といわれるEUの統合が進んでいます。市場統合、通貨統合を経てEU憲法も制定されました。また、2004年5月にはEU加盟国は25カ国に拡大し、その人口は4億人を超えました。このような流れの中で、EU企業の再編が進められ、またEUに進出している日本企業も戦略拠点を次々と変えながらEU統合に対応しています。変化するEUの企業経営について学びます。
到達目標
EU統合の歴史と現状を学び、近年のEU域内の企業活動について理解を深める。討論やプレゼンテーションの能力を高める。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 授業の進め方、講義の目的と視点、心構え
第2回目
EU統合の歴史(1)
第一次世界大戦から市場統合まで
クーデンホフ・カレルギー、欧州石炭鉄鋼共同体、EEC、ECテキストを使ってプレゼンテーション
第3回目
EU統合の歴史(2)
EU市場統合
チェッキーニ・レポート、物理的障壁の除去、単一欧州議定書テキストを使ってプレゼンテーション
第4回目
EU統合の歴史(3)
通貨統合
ユーロの誕生、欧州中央銀行、拡大と深化テキストを使ってプレゼンテーション
第5回目
EUの機関
従来の機関
閣僚理事会、欧州委員会、欧州議会、
EU大統領
テキストを使ってプレゼンテーション
第6回目
ドイツの企業と経営(1)
企業のしくみと共同決定
共同決定、監査役会、株式法資料を読んでディスカッションをする
第7回目
ドイツの企業と経営(2)
ドイツ企業のケース・スタディ
ダイムラー・クライスラー、カールツァイス、ジーメンス資料を読んでディスカッションをする
第8回目
フランスの企業と経営(1)
企業のしくみ
2層式取締役会、ENA資料を読んでディスカッションをする
第9回目
フランスの企業と経営(2)
フランス企業のケース・スタディ
ルノー、アルセロール、ユーロネクスト、ピノー・プランタン・グループ資料を読んでディスカッションをする
第10回目
イギリスの企業と経営イギリスの企業統治改革、キャドバリー報告書、コーポレート・ガバナンス規範資料を読んでディスカッションをする
第11回目
イタリアの企業と経営第3のイタリア、フィアット、ベネトン資料を読んでディスカッションをする
第12回目
日本企業のEU進出(1)
電機産業
松下電器、日立製作所、ソニー、シャープ資料を読んでディスカッションをする
第13回目
日本企業のEU進出(2)
自動車産業
トヨタ、日産、ホンダ、部品メーカーの東欧生産拠点資料を読んでディスカッションをする
第14回目
日本企業のEU進出(3)
EU企業との戦略提携
鉄鋼、自動車、通信産業資料を読んでディスカッションをする
第15回目
講義のまとめ

教科書
中沢靖史『EU大欧州の仕組み』中経出版
参考文献
羽場くみ子『拡大ヨーロッパの挑戦』中公新書
成績評価方法
レポート、授業への貢献度、グループディスカッションの評価。
そのほか受講者への指示/メッセージ
プレゼンテーションやグループディスカッションを中心に授業をするので、積極的に授業に参加していただきたい。VTRなども用いてヨーロッパの文化や習慣などについても取り上げます。

更新日:
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