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ビジネス・エシックス

科目
ビジネス・エシックス
区分
国際経営学科科目群
授業コード
15507155085550555506
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 火/78春 木/12秋 火/78秋 木/12
単位数
2単位
担当者名
所 伸之
授業の概要
現代企業は単に経済的利益を追求するだけではなく、環境性や社会性も兼ね備えた存在であることが求められている。いわゆるトリプル・ボトム・ラインの考え方に依拠した新しい企業経営のあり方が問われている。本講義では環境経営をベースにしながら、企業の社会的責任(CSR)の問題について、歴史的経緯を踏まえながら解説していく。
到達目標
環境経営をベースに経済性、社会性とのバランスを重視したCSRの考え方を理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス ビシネスエシックスとは何か、授業の進め方、評価の方法シラバスの全体に目を通し、授業の概要を把握しておくこと
第2回目
企業の社会的責任 CSR、社会的責任の概念の変遷、非人間的労働、環境問題、女性・マイノリティ、コンプライアンス現在、脚光を浴びているCSR経営とはいかなるものかを調べておくこと
第3回目
環境問題とは何か 地球環境の現状、経済格差、ナチュラルキャピタリズム教科書の第1章を事前に熟読しておくこと
第4回目
環境問題と企業活動 環境経営と経営戦略、協調戦略、競争戦略、トヨタの環境経営、リコーの環境経営教科書の第2章を事前に熟読しておくこと
第5回目
環境経営の評価 日本経済新聞社の環境経営度調査、環境経営格付機構の格付け教科書の第3章を事前に熟読しておくこと
第6回目
環境経営とNPO ステークホルダーとしてのNPO、企業とNPOの新たな関係、政策提言、パートナーシップ教科書の第4章を事前に熟読しておくこと
第7回目
環境経営とSRI SRIの発展、アメリカの動向、日米英3カ国の比較教科書の第5章を事前に熟読しておくこと
第8回目
事例研究キャノンの環境経営、資源生産性、セル生産、現場の力教科書の第6章を事前に熟読しておくこと
第9回目
CSR経営CSRの歴史的経緯、トリプル・ボトム・ライン、グローバルコンパクト、GRI教科書の第7章を事前に熟読しておくこと
第10回目
中間テスト
第11回目
株主主権論フリードマンの社会的責任論、社会的存在としての企業フリードマンの社会的責任論に関して事前に調べておくこと
第12回目
非人間的な労働サービス残業、過労死、マイノリティ差別、児童就労日本企業の問題点について事前に考えておくこと
第13回目
全体のまとめセメスター全体を通して、重要な視点を再度整理する過去12回分の授業内容を整理して疑問点を明らかにしておくこと
第14回目
第15回目

教科書
所伸之著 「進化する環境経営」税務経理協会 2005
参考文献
必要に応じて授業時間時に指示する。また、授業内容に関連したプリントを配布する。
成績評価方法
出欠状況、小テスト、期末試験の結果で総合的に評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
受身ではなく積極的な姿勢で授業に臨んで欲しい

更新日:01/07/2005
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