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比較文化論

科目
比較文化論
区分
コアII社会文化科目群
授業コード
15016
開設セメスター
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
菊池 重雄
授業の概要
キリスト教信仰とヨーロッパ社会、文化に焦点をあて、キリスト教信仰がヨーロッパ社会・文化の形成に果たした役割について、時代的・地域的な比較をとおして理解させる。また、キリスト教文化の観点から文化形成にかかわる諸問題について考察する。
到達目標
「パウロ」「ルター」「ボンヘッファー」「ヴァイツゼッカ-」の生き方をとおして、時代とキリスト教信仰のかかわりを学ぶことができる。また、良心的な生き方とはどのような生き方であるかを学ぶことができる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
比較文化論とは何か(1) ①授業ガイダンス
②学際研究としての比較文化論
受講をとおして学問研究の方法としての「比較の手法」を理解すること。
第2回目
比較文化論とは何か(2) 価値観の多様化と価値の共通化受講をとおして価値と価値観の違いを明確にすること。
第3回目
比較文化論とは何か(3) 近代社会における共通価値とは何か受講までに「自由」「平等」「責任」とは何かを考えておくこと
第4回目
キリスト教と社会 古代・中世・近代とキリスト教受講までにキリスト教の基本的な考え方を確認しておくこと。古代・中世・近代の各時代区分の特徴を整理しておくこと。
第5回目
比較文化演習Ⅰ 新約聖書世界におけるパウロの思想形成(古代)―プレゼンテーション“パウロwho?”/“なぜパウロは重要か”受講までにパウロの生涯を確認しておくこと。
第6回目
比較文化演習Ⅱ 中世カトリック教会とルターの宗教改革(中世)―プレゼンテーション“ルターwho?”受講までにルターの生涯を確認しておくこと。
第7回目
比較文化演習Ⅲ ルターに見るパウロ思想の展開(中世)―“なぜルターは重要か”受講までに第5回の授業で扱ったパウロの思想を再度確認しておくこと。
第8回目
戦争と平和平和とは何か受講までに各自の平和観(平和についての考え方)を整理しておくこと。
第9回目
比較文化演習Ⅳボンヘッファーとナチス・ドイツ(近・現代)―プレゼンテーション“ボンヘッファーwho?”受講までにボンヘッファーの生涯を確認しておくこと。
第10回目
比較文化演習Ⅴボンヘッファーのルター受容(1)―プレゼンテーション
“ナチス・ドイツの戦争犯罪”
受講までに第二次世界大戦(ヨーロッパ戦線)の概略を確認しておくこと。
第11回目
比較文化演習Ⅵボンヘッファーのルター受容(2)―ディスカッション“
“ボンヘッファーの決断”
受講までに「ヒトラー暗殺計画(賛成か反対か)」について各自の意見をまとめておくこと。
第12回目
比較文化演習Ⅶヴァイツゼッカーの政治思想とキリスト教(1)
―プレゼンテーション“ヴァイツゼッカーwho?”
受講までに東西ドイツ統一までの流れを確認しておくこと。
第13回目
比較文化演習Ⅷヴァイツゼッカーの政治思想とキリスト教(2)―プレゼンテーション“ヴァイツゼッカーの演説について”プリントとして配布されるヴァイツゼッカーの演説を読んでおくこと。
第14回目
予備日
第15回目
予備日

教科書
加藤常昭著『ヴァイツゼッカー』清水書院〈人と思想シリーズ〉
参考文献
井門富二夫『比較文化序説-宗教と文化』玉川大学出版部、佐竹明『使徒パウロ』NHKブックス、今井晋『ルター』講談社〈人類の知的遺産全集〉
成績評価方法
レポート(2回):40%・40%、プレゼンテーションおよびディスカッション時の発言:20%
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/14/2003
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