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原価計算

科目
原価計算
区分
国際経営学科科目群
授業コード
15530
開設セメスター
曜日・時限
春 水/56
単位数
2単位
担当者名
伊藤 良二
授業の概要
企業における製造、販売、管理あるいはその他のサービス提供などの諸活動において発生するコストについての考え方と、それらのコストをどのように計算するかという方法を学習する。まず伝統的原価計算の基本的な仕組みを十分に理解したうえで、企業活動の変化にともなって発展した現代の原価計算を整理する。授業では講義だけでなく具体的な計算を積極的に取り入れて学習内容の理解を深める。
到達目標
原価計算の手続きを理解し、企業の意思決定や経営判断において必要な原価計算の手法を実践できる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
原価と原価計算 原価の種類、原価計算の目的と基本的な手続き教科書を持参すること。
原価の考え方を予習する。(第1章)
第2回目
費目別計算 直接材料費、直接労務費、直接経費、製造間接費の計算費目の分類を予習する。(第2章)
第3回目
製品別計算(1) 個別原価計算受注生産を行う企業に適用される個別原価計算の仕組みを予習する。(第3章)
第4回目
製品別計算(2) 総合原価計算①
完成品原価と仕掛品原価の計算、単純総合原価計算
見込生産を行う企業に適用される総合原価計算の仕組みを予習する。(第4章)
第5回目
製品別計算(3) 総合原価計算②
組別総合原価計算
単純総合原価計算の仕組みを復習する。(第4章)
第6回目
標準原価計算(1) 実際原価計算と標準原価計算実際原価計算と標準原価計算の違いを予習する。(第5章)
第7回目
標準原価計算(2) 原価差異の分析標準原価計算の仕組みを復習する。(第5章)
第8回目
中間テスト中間テスト前回までの学習内容を十分に復習する。
第9回目
直接原価計算直接原価計算による損益計算の仕組み全部原価計算と直接原価計算の違いを予習する。(第6章)
第10回目
意思決定のための原価計算(1)意思決定プロセスと原価意思決定における原価の考え方を予習する。(第7章)
第11回目
意思決定のための原価計算(2)差額原価収益分析具体例に対応できるように意思決定プロセスと原価の復習をする。(第7章・第8章)
第12回目
原価計算の新領域(1)活動基準原価計算(ABC)/活動基準原価管理(ABM)伝統的原価計算とABCの違いを予習する。(第9章)
第13回目
原価計算の新領域(2)品質原価計算、ライフサイクル・コスティング、原価企画学習内容の基本的な考え方を予習する。(第10章~第12章)
第14回目
まとめ
第15回目

教科書
興津裕康、岡野憲治、吉田栄介(編著)『基礎から学ぶ現代原価計算』白桃書房、2002年。
参考文献
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
中間テスト50点、期末試験50点、合計100点で評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業中に問題演習を行うため電卓(携帯電話不可)を持参すること。

更新日:01/25/2005
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