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特別研究I

科目
特別研究I
区分
国際経営学科科目群
授業コード
55597
開設セメスター
曜日・時限
秋 火/56
単位数
2単位
担当者名
青木 敦男
授業の概要
ゲルマン人であるアングロ・サクソン人が5世紀中ごろに英語をブリテン島に持ち込んでから、英語が文献に現れるまでに約200年の時間を要した。7世紀の文献に現れたこの頃の英語は古英語と呼ばれ、文法、語彙、スペリング、発音の点で現代英語とは著しく異なり、寧ろドイツ語と類似点が多く見られる。この頃の英語は、英語の母語者にとっても外国語のように思われるはずである。英語の歴史は、大きく三つの時代に区分できる。即ち、屈折語尾により文法関係を表した古英語の時代、徐々に屈折語尾が水平化された中英語の時代、屈折語尾の消失に伴い語順が確立されるに到った近代英語の時代に区分できる。古英語から中英語を経て現代英語に到る1300年の歴史の中で、色々な点で連続性が認められることも否めない。
授業の前半では、古英語から中英語を経て現代英語に到る1300年の歴史を持つ英語の歴史の中で被った史的変化や古英語を講読するのに必要な文法を概説する。授業の後半では、実際に古英語の文献を講読する。
到達目標
グロッサリー(語彙集)を引きながら独力で古英語の文献を講読できる力を身につけることにより、基礎的な英語の史的研究能力を養うことを到達目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
全体ガイダンス 全体ガイダンス
第2回目
名詞の性・数・格 名詞の性・数・格
第3回目
弱変化名詞の屈折 弱変化名詞の屈折前回の内容について復習をする
第4回目
強変化名詞の屈折 強変化名詞の屈折 前回の内容について復習をする
第5回目
名詞の小屈折・ウムラウト 名詞の小屈折・ウムラウト前回の内容について復習をする
第6回目
形容詞の屈折 形容詞の屈折前回の内容について復習をする
第7回目
強変化動詞(1)・アプラウト 強変化動詞(1)・アプラウト前回の内容について復習をする
第8回目
強変化動詞(2)強変化動詞(2)前回の内容について復習をする
第9回目
弱変化動詞弱変化動詞前回の内容について復習をする
第10回目
文献講読文献講読(From the Gospel of St.Matthew)購読予定の文献の予習をする
第11回目
dittoditto購読予定の文献の予習をする
第12回目
dittoditto購読予定の文献の予習をする
第13回目
dittoditto購読予定の文献の予習をする
第14回目
第15回目

教科書
Sweet's Anglo-Saxon Primer(Oxford University Press)
参考文献
開講時に指示する
成績評価方法
授業への参加度とレポート
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/24/2005
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