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国際貿易論

科目
国際貿易論
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1555355549
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 水/123秋 水/123
単位数
3単位
担当者名
高千穂 安長
授業の概要
世界経済に果たす貿易の役割は極めて大きい。特に日本は、貿易無しでは円滑な国民生活を維持できない。このような貿易について、その現象面を把握しながら、その背景にある理論(*)および貿易に影響を与える事象について解説を行う。又、国際貿易論は政策志向が強い学問であるため、貿易政策についても検討を行う。本講義では、貿易実務についての解説は行わない。受講生は、課題について毎回提出または意見の発表を「必ず」求められる。そのため、図書、パソコン等を使った必要資料の入手など事前学習が不可欠となる。時間効率を上げるため、講義中に学生にパソコン使用を求めることはない。遅刻については、講義の円滑進行の大きな妨げとなるので、成績評価上、大きなマイナスとする。
到達目標
貿易に関する基礎知識を習得し、貿易問題などに対して独自の知見を有するようになる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 全般解説、図書紹介、有用なウェッブサイトの紹介、成績評価などの解説、次回課題渡しなど。
貿易の基本構造などについて検討。
事前に配布される課題について、自ら資料収集し、自分なりの答えを理由とともに用意する(以下、毎回同様)。 キーワード: 並行輸入、開発輸入、逆輸入
第2回目
日本の貿易Ⅰ 日本の貿易の仕組み、貿易実績およびその課題について理解する。
課題に対して検討を行い、発表できるようにする(以下、毎回行う)。
キーワード:貿易規模、輸出、輸入
第3回目
日本の貿易Ⅱ 日本の貿易の特性についてさらに検討を加える。キーワード:加工貿易立国、逆輸入
第4回目
貿易理論Ⅰ 貿易に関わる伝統的理論について理解を深める。キーワード:絶対優位理論、比較優位理論
第5回目
貿易理論Ⅱ 貿易に関わる最近の理論について理解を深める。キーワード:プロダクト・サイクル理論、ヘクシャー・オリーン理論
第6回目
貿易と経済成長 貿易と経済成長について理解を深める。キーワード:経常収支、資本収支、オランダ病)
第7回目
貿易と為替レート 為替レート決定に関する理論について理解する。キーワード:名目為替レート、実質為替レート、実効為替レート、アセット・アプローチ
第8回目
貿易と環境貿易と環境は両立するかという課題について理解を深める。キーワード:TBT協定、環境ラベル
第9回目
貿易体制自由貿易、保護貿易という体制面から世界の貿易の現状を理解する。キーワード:WTO、地域経済圏
第10回目
貿易と海外直接投資海外直接投資(FDI)が貿易に与える効果について理解する。キーワード:多国籍企業、振替価格操作
第11回目
貿易と通商問題通商問題(貿易摩擦)の発生経緯と貿易に与える影響について理解する。キーワード:公正貿易、貿易摩擦
第12回目
貿易と累積債務問題累積債務問題発生の経緯と貿易に与える影響について理解する。キーワード:DSR、DES
第13回目
トピックス貿易に関するカレントなテーマについて理解する。
第14回目
トピックス貿易に関するカレントなテーマについて理解する。
第15回目

教科書
毎回のレジュメ(高千穂)
参考文献
浦田秀次郎『国際経済学入門』日経文庫
伊藤元重『ゼミナール国際経済入門』東洋経済
成績評価方法
◎出席状況(玉川の規則通り)
◎授業参加度(含む事前学習状況)
○試験
そのほか受講者への指示/メッセージ
①1/4以上の欠席で試験を受けられなくなる。遅刻3回で1回の欠席となる。遅刻、欠席については厳正に対処する。きちんと出席できない者は履修しないように。
②討議・発表の時間も講義中であり、関係ない事について話したりしないこと。

更新日:12/22/2004
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