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地域研究(オセアニア)

科目
地域研究(オセアニア)
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1557455572
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/34秋 火/34
単位数
2単位
担当者名
高千穂 安長
授業の概要
オーストラリア、ニュージーランド、太平洋島嶼諸国について、概要を知った後、経済(特に開発)問題を中心にグループでの討議を行う。必要に応じてビデオ、パソコン画像等を使用し、現地体験なども交えた解説を行う。受講生は、最低限、事前に指示された事項について図書、インターネットなどを駆使した資料収集と自分なりの意見の保持が求められる。各種資料については、学生が入手済として講義を行う。
 また、毎回必ず個々またはグループとして意見を求められる。この回答状況は評価に大きく反映させる。従って、これらの円滑な進行を妨げる、「欠席」、「遅刻」は成績評価上大きなマイナスとなる。
到達目標
オセアニアについての全般的な理解をし、オセアニアを学ぶ日本の大学生としての平均レベルに到着する。具体的には、オセアニアに関する討議などで限定された範囲での意見を述べられるようになる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 全般解説、参考図書紹介、成績評価解説など
オセアニアと日本との関係を理解する。
事前に配布される課題について、自ら資料収集し、自分なりの答えを理由とともに用意する(以下、毎回同様)。 キーワード: オセアニア、島嶼国
第2回目
オセアニア全体 オセアニア諸国が持つ特徴、国際社会との位置付け、役割などについて理解する。キーワード:狭小性、隔絶性、散在性、社会階層、開発
第3回目
オーストラリアⅠ オセアニアの第1の盟主国の政治、経済、社会、文化などについて理解をする。キーワード:アボリジニ、白豪主義
第4回目
オーストラリアⅡ オーストラリアの産業、国際関係などについて理解する。キーワード:対英依存、アジアへの接近
第5回目
ニュージーランドⅠ オセアニアの第2の盟主国の政治、経済、社会について理解する。キーワード:マオリ、パケハ、ワイタンギ条約
第6回目
ニュージーランドⅡ ニュージーランドの産業、国際関係について理解する。キーワード:労働改革、対外援助政策
第7回目
パプア・ニューギニア オセアニアの第3の大国の政治、経済、社会、産業、国際関係について理解する。キーワード:国土分割、伝統経済と貨幣経済、治安悪化
第8回目
フィジー交通の要衝のフィジーについて理解する。キーワード:移民政策、SPU
第9回目
ソロモン諸島第二次大戦の激戦地で、感染症、環境問題を抱える国の理解キーワード: 熱帯雨林破壊、戦跡
第10回目
トンガ南太平洋島嶼諸国で唯一独立を維持したトンガについて理解する。キーワード:独立維持
第11回目
サモア分断国家であるサモアについて理解する。キーワード:アメリカンサモア
第12回目
トゥヴァル海没の危機にあるトゥヴァルについて理解する。キーワード:地球温暖化
第13回目
キリバス世界最大の専管水域を持つキリバスについて理解する。キーワード:排他的経済水域
第14回目
マーシャル諸島被爆国マーシャル諸島について理解を深める。キーワード:自由連合
第15回目

教科書
毎回プリント配布
参考文献
オセアニアを知る事典(平凡社)
開発途上国国別経済協力シリーズ(国際協力推進協会)
成績評価方法
◎出席状況
◎受講態度(参加度合い)
○試験の成績
そのほか受講者への指示/メッセージ
①講義回数の1/4以上の欠席で試験を受けられなくなる。遅刻3回で1回の欠席となる。遅刻・欠席には厳正に対処する。きちんと出席できない者は受講をしないように。
②討議。発表中も講義時間であり、関係ない事を話したりしないこと。

更新日:12/22/2004
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