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経営情報数学(平成17年度入学生)

科目
経営情報数学(平成17年度入学生)
区分
国際経営学科科目群
授業コード
15903159055590355905
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 月/56910春 火/1256秋 月/56910秋 火/1256
単位数
4単位
担当者名
二宮 智子
授業の概要
情報化社会における情報の役割を明確にしながら情報活用能力を養うと共に、数学の基礎的素養を身に付ける。具体的には、社会活動全般における情報の収集・加工・分析・まとめについて、それぞれが果たす役割を理解する。そのために、特に経営学を学ぶうえで知っておきたい数学に焦点を当て、コンピュータを活用しながらの実践をを行い、数学の知識を獲得すると同時に十分な情報活用能力を身に付ける。なお授業においては、IT(コンピュータとネットワーク)を活用した学習支援システムBlack Boardを利用し、学習支援システムの仕組み、役割と活用法についても理解する。
到達目標
1.情報システムの基礎的知識と技能を取得する。
2.情報の果たす役割を知り、十分な活用ができる。
3.ITを活用した学習支援システムについて理解する。
4.関数・行列の意味を理解し応用できる。
5.基本的な統計数値の意味とグラフの読み取り方を理解し応用できる。
6.その他の数学の応用例を知る。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
授業のガイダンス
情報とその役割
コンピュータのセキュリティ対策
・授業の履修方法と単位の取得についてのガイダンス
・事前アンケートの実施
・情報の意味
・コンピュータの仕組み
・Windowsの基本的操作
・OSのアップデート
・ウィルスソフトの利用
予習:教科書の1.1(p.1-4)を読んでおく。
第2回目
学習支援システム
・e-learningと教材データベースの概要
・学習支援システム・ブラックボードの利用について
・巨大な数と微小な数・数の単位
第3回目
情報システムの基礎と活用(1)
記数法
・タイプ練習
・文書作成
 *さまざまな機能と文書の清書法
・2進数とASCIIコード
・ギリシャ文字
予習1:教科書の8.1(p.209-211)を読み、キーボードのアルファベットA~Zまで打ってみる。
予習2:教科書の1.4(p.17-21)を読み、正しく日本語入力ができるようにしておく。
予習3:教科書の1.6(p.30-34)を読み、フォルダ:マイドキュメントの中に新しいフォルダ:情報システムを作成しておく。
第4回目
情報システムの基礎と活用(2)
論理
・インターネットの利用
 *電子メール
 *電子メール利用上の注意
 *情報検索
 *インターネットの仕組み
 *ホームページ閲覧とチェック項目
・論理と検索
第5回目
情報システムの基礎と活用(3) ・プレゼンテーション技法
・プレゼンテーション資料の作成
第6回目
プレゼンテーション(発表会) プレゼンテーションを行い、互いに評価し、よりよいプレゼンテーションを発見する。プレゼンテーション資料を完成し、発表の練習をしておく。
第7回目
情報システムの基礎と活用(4)
数直線と座標
関数
・表計算ソフトの基礎
 *表データの入力と集計
 *書式の設定と数式の入力
 *簡単なグラフの作成
・数直線と座標
・一次関数
予習:教科書の3.1-3.3(p.75-80)を読みながら、操作してみる。
第8回目
情報システムの基礎と活用(5)
関数
・表計算ソフトの基礎
 *数式の絶対参照と相対参照
 *グラフの作成
 *連続データの入力
 *関数の入力
 *時刻データ
・二次関数と指数関数
・関数の応用問題(携帯電話の料金計算、理想の体重)
予習:教科書の3.1-3.3(p.75-80)を読みながら、操作してみる。
第9回目
小テスト
データベースとデータの活用(1)
関数
・小テスト
・表計算の応用
 *データベースの利用
・関数の応用問題(利子の計算とローンの計算)
予習:教科書の3.14(p.119-122)を読んで操作してみる。
復習:先週学んだことを復習し,課題を完成しておく。
第10回目
データベースとデータの活用(2)
行列
・経営データの活用
・行列の意味と計算
・行列の応用問題(マーケットシェアの計算)
先週学んだことを復習し,課題を完成しておく。
第11回目
変化率と移動平均
統計(1)
・時系列データを利用して世の中の動きを見る手法
・さまざまなグラフの見方とその効用
・データの集団からその特徴を見る方法
・統計数値とグラフの関係を理解し、意味を読み取る
先週学んだことを復習し,課題を完成しておく。
第12回目
統計(2)・2種類のデータの関係の捉え方
・成績表とグラフ
先週学んだことを復習し,課題を完成しておく。
第13回目
統計(3)・販売予測モデル先週学んだことを復習し,課題を完成しておく。
第14回目
ファジィ理論の紹介--あいまいさについて考える--
カオス理論の紹介
・ファジィ理論とは何か.
・ファジィを用いたデータの関係の捉え方
・カオス理論を紹介し,コンピュータで実験
第15回目
まとめ授業で学んだことを総括する

教科書
教科書:ビギナーズ情報リテラシ」、成蹊学園 学園情報センター著、昭晃堂、1,650円 ISBN4-7856-3141-4.
参考文献
「数学のしくみ」、川久保勝夫著、日本実業出版
「ファジィ理論がわかる本」、向殿政男著、HBJ
「花王情報システム革命」、平松敏夫著、ダイヤモンド社
成績評価方法
本試験(50%)、小テスト(20%)、プレゼンテーション(10%)とその他(20%)により評価する。授業時の課題については、各自の理解を確認するためのものとする。
そのほか受講者への指示/メッセージ
毎回、各自のノートパソコンを使用して演習を行う。

更新日:01/06/2005
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