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マクロ経済学(平成17年度入学生)

科目
マクロ経済学(平成17年度入学生)
区分
国際経営学科科目群
授業コード
55907
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 火/3478
単位数
3単位
担当者名
喜治 都
授業の概要
一国経済の経済活動を分析の対象とする「マクロ経済学」について解説する。主としてケインズ経済学の基本モデルを中心にマクロ経済のしくみを理解するとともに、不況や失業、インフレやデフレの弊害などをマクロ経済問題としてとらえ、それに対する政府の政策としての財政・金融政策のあり方について理解を深める。
到達目標
□マクロ経済理論における基本用語・基本概念、およびケインズ・モデルの理解
□理論モデルにおける計算問題の解法とその応用
□マクロ経済問題と財政・金融政策についての理解
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
経済循環と経済活動
経済学説史
消費者、企業、政府など各経済主体の経済活動についての概説。
マクロ経済学の出発点であるケインズ経済学の誕生についての学説史
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第2回目
国民経済計算
日本のマクロ経済
GDPや国民所得、物価水準といった、マクロ経済に関する経済指標について理解したうえで、日本のマクロ経済の現状を把握するテキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第3回目
国民所得モデル1(ケインズ・モデルの基礎) 民間部門だけからなるマクロ経済の経済活動水準(国民所得あるいはGDP)の決定テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第4回目
乗数理論(投資乗数)
国民所得モデル2(政府の活動)
乗数効果とその決定要因
政府の活動
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第5回目
日本の財政
国民所得モデル3(海外部門に導入:輸出・輸入)
日本の財政事情とその問題点
対外取引(貿易)のマクロ経済への影響
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第6回目
中間テスト
(国民所得モデルの総まとめと理論の応用)
テストと復習
(理論とその応用)
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第7回目
財市場と利子率
投資関数と利子率
資産市場と貨幣の需要
利子率の決定
投資関数について
ケインズの流動性選好説に基づく貨幣需要関数について
利子率の決定
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第8回目
貨幣供給(マネーサプライ)と中央銀行の役割中央銀行のしくみとその役割
貨幣供給量のコントロールと金融政策
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第9回目
金融政策の具体的手段
日本の金融システムと金融政策
金融システムについての概説
バブル期以降(90年代以降)現在までの日本の金融政策について
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第10回目
国際マクロ経済対外取引と国際収支
アブソープション・アプローチとISバランス論
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第11回目
インフレーションとデフレーションインフレーションと失業のトレード・オフ(フィリップス曲線)
インフレの弊害とデフレの弊害
テキストの該当箇所を必ず読んで予習・復習すること。授業後、ブラックボードの「チェック・シート」の項目を、ノートにまとめて復習すること
第12回目
第13回目
第14回目
第15回目

教科書
『入門・経済学』[新版]猪木武徳・鴇田忠彦・藪下史郎編著、有斐閣
参考文献
適宜指示する
成績評価方法
出席状況(大学の規定に従う)、レポート、小テストもしくは中間テスト、期末試験を総合的に評価するが、期末試験を重視(7~8割)する
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義時にきちんとノートをとり、テキストおよびブラックボードで復習するという学習方法を習慣づけてください。
単なる暗記ではなく、理論を「理解する」ことを心がけましょう。
*3単位科目ですが、1Week4コマ(50分×4)の講義を行い、11週で終了します。

更新日:01/24/2005
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