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サービス経営

科目
サービス経営
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1554955546
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 月/123秋 月/123
単位数
3単位
担当者名
大藤 正
授業の概要
第3次産業であるサービス業が扱う,無形財としてのサービスについて理解し,21世紀の中心となる提供財について最近の考え方を把握し,議論することによってサービス経営の在り方を習得する.
授業は講義と学生の発表,議論から構成し,討論によって理解を深める.
到達目標
サービスという無形財の価値を理解し,サービスを管理できるようになる.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス
サービスとは
本講義のオリエンテーション.サービスという無形財の特徴,種類,有形財との違いを講義する.その後,各自が理解した点を報告し,議論する.次のキーワードについてWebや書籍で確認する.
サービス,マネジメント,提供財.
第2回目
有形財・無形財と経験経済 商品経済からサービス経済,経験経済に至る流れを概観し,有形財と無形財の相違点を理解する.
新たな経済として台頭してきた経験経済の概要を理解する.経験を如何に提供するか,変身にどのように高めるかを理解する.
BBに掲載されている資料を確認するとともに,経験経済,日本の産業構造を調べておく.
第3回目
ユビキタス社会と情報技術 無形財であるサービスの今後の発展のためには情報技術と,さらに進化が考えられるユビキタスを理解する必要がある.ユビキタス社会の実態を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,ユビキタス社会,ITを調べておく.
第4回目
サービス戦略 製造業が戦略を持って商品企画するように,サービスの提供にも戦略が必要であり,サービス戦略について理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,戦術,戦略,商品企画を調べておく.
第5回目
サービス・マーケティング サービスの市場を把握することはサービス企業であっても製造業と同様であり,違いを理解してサービスのマーケティングの在り方を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,マーケティング,サービス提供を調べておく.
第6回目
顧客満足とその測定法
顧客満足と従業員満足
最終的な顧客が満足することがサービス提供においても必要であるが,顧客満足について理解し,この測定方法についても習得する.
さらに,顧客満足に不可欠な従業員満足との関係を理解する.
BBに掲載されている資料を確認するとともに,CS,ES,SSを調べておく.
第7回目
感動を売る 顧客満足には顧客の感動が必要である.単にクレームがない状態から感動を提供するための方法論を議論する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,CSとCDの違いを調べておく.
第8回目
サービスの品質サービスの質の向上が顧客満足に影響する.サービスの質を向上するための方法論を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,サービス提供過程,クオリティ,CSを調べておく.
第9回目
ビフォア・サービスとアフター・サービスサービスの提供には,事前,事中,事後があり,提供中以前の在り方,事後の在り方を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,サービス提供過程,クオリティ,ESを調べておく.
第10回目
サービス・クレームサービスに対するクレームにどのように対処すべきかを理解する.クレームは処理するものではなく活用する方法を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,苦情処理,サービス・クレームを調べておく.
第11回目
シナリオ・プランニングサービスを含めた感動を提供するためには,そのシナリオの作成が重要であり,シナリオ・プランニングについて理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,場のマネジメント,シナリオを調べておく.
第12回目
知恵市場サービス提供のために不可欠な「知恵市場」という考え方とその仕組み,実際の知恵市場について理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,知識と知恵の関係,ナレッジ・マネジメント,ナレッジ・データベースを調べておく.
第13回目
ナレッジ・ワーカー21世紀のワーカーとして期待されているナレッジ・ワーカーの在り方を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,知識と知恵の関係,知識労働と肉体労働の関係を調べておく.
第14回目
創造と演出経験を提供するための創造と演出の考え方を理解する.BBに掲載されている資料を確認するとともに,創造と演出,場のマネジメントを調べておく.
第15回目
まとめ授業内容を総括する.授業で未理解の点,疑問点をまとめておく.

教科書
ブラック・ボードにおけるパワーポイントを使用する.
参考文献
授業中に適宜紹介する.
成績評価方法
各自1テーマについての発表と,5テーマについてのレポート提出,議論への3回の参加を単位認定条件とし,出席率をあわせて評価する.
そのほか受講者への指示/メッセージ
学生主体の授業であるため.学生が興味あるテーマに時間を多くとるため,基本的にはシラバスのように実施するが,テーマによっては時間の少なくなるものもある.

更新日:01/06/2005
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