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人的資源管理

科目
人的資源管理
区分
国際経営学科科目群
授業コード
15525
開設セメスター
4S
曜日・時限
春 金/123
単位数
3単位
担当者名
海野 博
授業の概要
ヒトという資源を対象とした管理を人的資源管理(HRM)という。この講義では、人事、賃金、人事考課、退職、福利厚生、社会保険など企業の実際の具体例を、関連する労働法とともに学び、人的資源管理について理解を深めていきます。インターネットも活用します。なお、授業時には、毎回、ノートパソコンを持参すること。
到達目標
人事、賃金、人事考課、退職、福利厚生、社会保険、労働法など、人的資源管理について十分な知識を得ること。3年次に始まる就職活動にも不可欠な水準に到達します。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
人的資源管理を学ぶ(イントロダクション) この講義で学ぶこと---人事管理、労務管理と人的資源管理についてお話しします。大学の授業は、予習復習が義務づけられています。また、授業で学ぶことだけでなく、積極的に知識を吸収していくことを期待しています。
教科書とノートパソコンを必ず持参して下さい(以下でも同じ)。
参考文献--→『エッセンス人事労務管理』第1章、『入門人的資源管理』第1、2章
第2回目
人的資源管理に関する情報収集 人的資源管理に関する情報をインターネットで収集します参考文献--→『エッセンス人事労務管理』第3章
第3回目
経営の国際化と人的資源管理 経営の国際化、グローバル化と、それにともなう日本的人事システムの変化について学びます。教科書第1章を予習復習すること。
参考文献--→『知っておきたい人事・賃金のしくみ』第1章、『企業経営学の基礎』第7章、『エッセンス人事労務管理』第13章
第4回目
人的資源管理と労働法について 人的資源管理に関する労働法、労働基準法、労働者派遣法、職業安定法、男女雇用機会均等法、高年齢者雇用安定法、などについて学びます。参考文献--→『知っておきたい人事・賃金のしくみ』第1章、『労働関係法規集2005年版』
第5回目
雇用・採用、昇進・昇格管理 募集、採用、配置、昇進、昇格の管理について学びます。教科書第2、3章を予習復習すること。
参考文献--→『知っておきたい人事・賃金のしくみ』第2、3章、『エッセンス人事労務管理』第4、5章、『入門人的資源管理』第7章
第6回目
退職・休職管理 退職は定年退職だけではありません。最近は、早期退職、や出向転籍、解雇などが増えています。ここでは、退職、解雇、休職について学びます。教科書第4章を予習復習すること。
参考文献--→『知っておきたい人事・賃金のしくみ』第2、3章、『エッセンス人事労務管理』第6章
第7回目
復習と小テスト これまでの復習と小テストを行ないますこれまで学習してきたことを整理してみましょう。理解できないところは質問しましょう。
第8回目
賃金と人事考課(1)賃金体系、職能給、職務給、年俸制、賞与、退職金制度などについて学びます。教科書第2、3章を予習復習すること。
参考文献--→『知っておきたい人事・賃金のしくみ』第3章、『企業経営学の基礎』第7章、『エッセンス人事労務管理』第8章、『入門人的資源管理』第9、11章
第9回目
賃金と人事考課(2)人事考課、多面評価、目標管理制度、職能資格制度などについて学びます。教科書第2、3章を予習復習すること。
参考文献--→『知っておきたい人事・賃金のしくみ』第3章、『企業経営学の基礎』第7章、『エッセンス人事労務管理』第8章、第9、11章
第10回目
人事賃金制度の具体例の研究個々の企業の具体的な人事賃金制度について研究します。ノートパソコンは必須です。
第11回目
女性と仕事男女雇用機会均等法と女性労働について学びます。教科書第4章を予習復習すること。
参考文献--→『知っておきたい人事・賃金のしくみ』第1章、『労働関係法規集2005年版』、『働く女性と労働法』
第12回目
ワーキングスタイルの変化と人的資源管理変化しているワーキングスタイルと人的資源管理について学びます。教科書第4章を予習復習すること。
参考文献--→『知っておきたい人事・賃金のしくみ』第5章、『エッセンス人事労務管理』第14章
第13回目
公的社会保険と福利厚生制度厚生年金、雇用、労災、健康保険と福利厚生制度について学びます。教科書第4章を予習復習すること。
参考文献--→『知っておきたい人事・賃金のしくみ』第5、6章、『エッセンス人事労務管理』第10章、第12章
第14回目
総復習これまでの復習をします。
第15回目

教科書
桐村晋次『人事マン入門(新版)』(日本経済新聞社)、東京都『働く女性と労働法』(東京都産業労働局)
参考文献
日本経済新聞社編『知っておきたい人事・賃金のしくみ』(日本経済新聞社)、奥林康司編『入門人的資源管理』(中央経済社)、海野博ほか『企業経営学の基礎』(税務経理協会)、鈴木滋『エッセンス人事労務管理』(税務経理協会)、『労働関係法規集2005年版』(労働政策研究・研修機構)、厚生労働省編『労働統計要覧』(国立印刷局)。その他、専門誌、テレビ放送、インターネットも適宜利用します。
成績評価方法
次のように成績の評価をします。
レポート(20)+小テスト(30)+期末試験(50)=100
なお、欠席や遅刻の扱いは規則どおりとします。
そのほか受講者への指示/メッセージ
参考文献として掲載している書籍については、予習復習時に、図書館、図書室等を利用して積極的に勉強して下さい。
人的資源管理を勉強するにあたっては、大学を卒業して企業に勤めたときと、将来経営者(管理者)になったとき、の両面から学んで下さい。アルバイトをしている人は、アルバイト先の現実をダブらせて考えると有益です。
その他、
① ノートパソコンを携帯できない場合には、受講できません。
② インターネットを利用しながら授業を行なう関係上、受講者を45名に制限します。希望者がこの人数を上回る場合には抽選とします。

更新日:01/09/2005
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