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国際経営論

科目
国際経営論
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1551055507
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 月/567秋 月/567
単位数
3単位
担当者名
鈴木 由紀子
授業の概要
競争と市場がグローバル化するもとで、企業活動に何が必要とされているか,また企業を取り巻く様々なステークホルダーから企業に求められているものは何かを検討していく。個々のテーマについてできるだけ事例を紹介しながら進めていきたい。
到達目標
グローバルに事業展開する企業活動の実体を戦略的視点に立ちながら包括的・体系的に理解するとともに,そこにおける課題,問題点なども考察できるようになること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
科目ガイダンス 講義の目的,授業内容,進め方,教材及びケース・スタディ,試験などについて説明する。テキストを持参する。
第2回目
国際経営環境 グローバル化,IT革命,また様々なNGOはじめとするステークホルダーが登場する中での企業活動について検討する。テキストを持参する。
第3回目
多国籍企業 多国籍企業の定義と海外直接投資の動向を検討する。テキスト第1章の1と第3章を予習して参加することが望ましい。
第4回目
国際化のプロセス 経営活動の国際化にともなう組織構造の発展及び所有政策を検討する。テキスト第1章の2,3,4と第4章の1,2と第5章を予習して参加することが望ましい。
第5回目
技術移転と研究開発戦略 日本企業の技術移転の特徴と研究開発の国際化について検討する。テキスト第6章を予習して参加することが望ましい。
第6回目
国際ロジスティックス戦略 国際ロジスティックスの意義,概念を確認し,具体的な企業の活動を検討する。テキスト第7章を予習して参加することが望ましい。
第7回目
国際戦略提携戦略とM & A戦略 国際企業間で進む戦略提携とM & A(合併・買収)について検討する。テキスト第8章を予習して参加することが望ましい。
第8回目
異文化経営クロス・カルチュラル・マネジメントの重要性を事例を通して検討する。事前に配布する資料を読んでおくこと。
第9回目
企業倫理国際経営における企業倫理の役割を考察し,先進的な取り組みを行なう企業の事例を検討する。テキスト第9章を予習して参加することが望ましい。
第10回目
リスク・マネジメント国際経営における主要なリスクとは何か,またリスク・マネジメントに取り組む企業の事例を検討する。事前に配布する資料を読んでおくこと。
第11回目
日本市場における外資系企業1990年代終わり頃から急増する対日直接投資と外資系企業の現状を検討する。事前に配布する資料を読んでおくこと。
第12回目
地域統合と企業活動(1)地域本社制について確認し、また進展する地域主義化の企業活動への影響、特にEU統合の影響を検討する。テキスト第4章の3と第10章を予習して参加することが望ましい。
第13回目
地域統合と企業活動(2)北米自由貿易協定(NAFTA)の企業活動への影響を検討する。テキスト第11章を予習して参加することが望ましい。
第14回目
地域統合と企業活動(3)ASEAN自由貿易地域(AFTA)にみられる域内分業の進展と中国との関係について検討する。テキスト第12章を予習して参加することが望ましい。
第15回目

教科書
『リーディングスリニューアル経営学 現代の多国籍企業論』佐久間信夫編著 学文社 2002年
参考文献
授業内で随時紹介する。
成績評価方法
期末試験(またはレポート),授業参加態度(グループ・ディスカッションへの貢献など),授業内レポートなどで総合的に判断する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
ケースを学ぶにあたってグループ・ディスカッションの時間も取りたいと考えているので、ディスカッションに積極的に参加することが望まれる。

更新日:02/09/2004
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