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比較文化論 (リベラルアーツ学科対象)

科目
比較文化論 (リベラルアーツ学科対象)
区分
社会文化科目群
授業コード
12513
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 月/56
単位数
2単位
担当者名
網野 公一
授業の概要
特定のテーマについて芸術諸分野の巨匠たちはどのように取り組んでいるのだろうか。?本年度は「マクベス」について比較文化論を設定してみる。比較文化論自体が有効な学問として今後大成するかどうかは不明で、方法論さえも試行錯誤の状態であり、言ってみれば現在進行形の学問領域である。本講義では、文学からオペラ、映画、邦画にアプローチすることで異文化を比較しながら考察する。
到達目標
比較文化論の基本的な方法論を習得し、「マクベス」において実践できること。またテキストである「マクベス」の本質について論述することができること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス ガイダンス予め2冊のテキストを通読してから受講すること
第2回目
比較文化論 その方法論
第3回目
文学の中で① シェークスピアの「マクベス」①予めテキストの幕・場の整理をしておく。
第4回目
文学の中で② シェークスピアの「マクベス」②同上
第5回目
文学の中で③ シェークスピアの「マクベス」③同上
第6回目
オペラの中で① ヴェルディの「マクベス」①テキストとの差異を整理して表などにしておく
第7回目
オペラの中で② ヴェルディの「マクベス」②同上
第8回目
オペラの中で③ヴェルディの「マクベス」③同上
第9回目
映画の中で①ポランスキーの「マクベス」①同上
第10回目
映画の中で②ポランスキーの「マクベス」②同上
第11回目
邦画の中で①黒澤明の蜘蛛巣城」①興味の範囲内で、別途映画のVHSなどを借りて鑑賞を深めると良い。
第12回目
邦画の中で②黒澤明の「蜘蛛巣城」②同上
第13回目
演劇の中で蜷川幸雄の「マクベス」邦訳の在り方を考える。また、シェークスピアの国際性を考える。
第14回目
まとめ諸芸術の表現方法
第15回目

教科書
シェイクスピア「マクベス」(木下順二訳)岩波文庫¥460+税、シェイクスピア「マクベス」(福田恒存訳9新潮文庫¥362+税
参考文献
講義中にその都度指示する
成績評価方法
期末試験と数回の自筆レポート提出で評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
文学・演劇・音楽(オペラ)等々が好きであること。

更新日:01/19/2005
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