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外国史(リベラルアーツ学科対象)

科目
外国史(リベラルアーツ学科対象)
区分
社会文化科目群
授業コード
12566
開設セメスター
2S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
網野 公一
授業の概要
シヴェルブシュの著作を読み進めながら、ヨーロッパ文化史の分野からヨーロッパ近代にアプローチする。シヴェルブシュの著作は邦訳を用いて、人物名・地名・用語等を確認しつつ、歴史的事実をとらえる。その後、その歴史的事実をもとに構築された思想や精神を考察する。
到達目標
テキストを通じて、ヨーロッパの文化史的空間を理解することが出来ること。またヨーロッパ近代文化史の諸事実、諸問題を文化史的空間の中に位置づけることが出来ること。そしてそれらを文章(レポート)化出来ること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
概説 ガイダンス・シヴェルブシュ紹介講義ノートを取り復習する。
第2回目
文化史の課題 歴史的理解と歴史的事実、西洋文化史学史と方法論の変遷、シヴェルブシュの文化史講義ノートを取り復習する。
第3回目
講読① 香辛料または近代の曙該当の章節を予め通読して下調べしておくこと。
第4回目
講読② コーヒーとプロテスタンテイズムの倫理(1)該当の章節を予め通読して下調べしておくこと。
第5回目
講読③ コーヒーとプロテスタンテイズムの倫理(2)該当の章節を予め通読して下調べしておくこと。
第6回目
講読④ コーヒーとプロテスタンテイズムの倫理(3)該当の章節を予め通読して下調べしておくこと。
第7回目
アカデミックライテイング チョコレート、カトリシズム、そしてアンシャンレジーム当該の章節を予め通読し、いくつかの章に分けておき、章題を付けておく。
第8回目
講読⑤タバコの乾いた酩酊該当の章節を予め通読して下調べしておく。
第9回目
講読⑥産業革命、ビール、そして火酒該当の章節を予め通読して下調べしておく。
第10回目
講読⑦儀式該当の章節を予め通読して下調べしておく。
第11回目
講読⑧居酒屋該当の章節を予め通読して下調べしておく。
第12回目
講読⑨十九世紀の人工楽園該当の章節を予め通読して下調べしておく。
第13回目
まとめ文化史における史料の意味
第14回目
第15回目

教科書
シヴェルブシュ著『楽園・味覚・理性』(法政大学出版局)¥2472-
参考文献
ロジェ・カイヨワ著『遊びと人間』(講談社学術文庫)
成績評価方法
期末試験(少人数の場合は数回の自筆レポート提出)
そのほか受講者への指示/メッセージ
ヨーロッパ史が好きであること。

更新日:01/19/2005
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