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社会言語学

科目
社会言語学
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
52027
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
大内 博
授業の概要
社会言語学は言葉と社会の関わりの諸相を研究する学問であるが、この講座ではとくにコミュニケーションという切り口から考えてみたい。言葉の働きはとりもなおさず、人々の生き方を反映する。この授業では、言葉と人間の生き方の絡み合いを、社会言語学・コミュニケーションという窓を通して見つめ、受講生が自分を見つめるためのきっかけを提供したいと思っている。
到達目標
受講者が言語と社会・自分自身の関わりを、社会言語学という新たなる窓を通して考えたことによって、自らが使用する言葉をさらに主体的に使用できるようになること。社会に氾濫する言語の情報という荒海を、自分が主体となって乗り切るための自覚を身につけてもらうことが到達目標である。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
What Is Language? 言語についての考察・映画『奇跡の人』一部鑑賞観察眼の養成
第2回目
Self and Language 自己と言語の関係・自己開示テスト自己省察
第3回目
Logic of Language 英語と日本語の理想展開の比較自己観察
第4回目
Symbols of Value 価値象徴としての言語・文化に特有な語彙生活の観察
第5回目
Symbols of Value 文化に特有な言語象徴化のプロセス
第6回目
Nonverbal Language 非言語コミュニケーションの役割行動の観察
第7回目
Nonverbal Language 映画『アミスタッド』鑑賞・討論非言語行動の観察
第8回目
Male and Female Communication男女のコミュニケーション自己の観察
第9回目
Male and Female Communicationジョン・グレイ著 Men Are from Mars, Women Are from Venus比較文化的考察
第10回目
Bilingualism二言語使用の問題比較文化的考察
第11回目
Bilingualism二言語使用の問題比較文化的考察
第12回目
Multi-Cultural Society and Language多文化社会と言語言語についての考察
第13回目
Multi-Cultural Society and Language多文化社会と言語言語についての考察
第14回目
What Is Language For?言語は何のために存在するのか?存在論的考察
第15回目
Interspecies and Interdimensional Communication異種間・異次元間コミュニケーション人間についての考察

教科書
なし。
参考文献
『隠れた次元』エドワード・ホール、『日米コミュニケーション・ギャップ』西田ひろ子、『コミュニケーションの英語』大内博、他
成績評価方法
2千字から3千字のペーパーによって評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
 私たちは文化によって規定された枠組みの中で思考し、行動していることを基点として心・思考の飛翔をする覚悟を持ってください。

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