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日本語学概論

科目
日本語学概論
区分
人間学科科目群
授業コード
1106551066
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 金/56秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
兼築 清恵
授業の概要
日常使っていることばを再確認するとともに、現代語を中心に日本語のさまざまな特徴と研究方法を学ぶ。「ら抜きことば」「れたすことば」などをどうとらえるべきか、ことばの変化のメカニズムはどうなっているのかなどの問題をとりあげながら、日本語のバラエティについて探る。
到達目標
母語としての日本語を客観的に観察し、分析する能力を養うための基本的な知識を身につける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
日本語のバラエティ 現代日本語のバラエテイについて観察を行う。テキストの該当部分を読んでから授業に臨むようにしてください。
第2回目
日本語音声・音韻の特徴 モーラとシラブル、音節構造の特徴
第3回目
日本語のアクセント・イントネーション 東京式アクセント、方言アクセント
イントネーション
第4回目
音韻と表記 日本語の音声と表記のずれについて考える。
音韻と仮名遣いの関係を理解する。
第5回目
日本語の書記言語の特徴 常用漢字・JIS漢字・外来語表記・現代表記の規範とゆれについて学ぶ。
第6回目
地域言語 方言の研究方法について
日本の方言区画と分布
第7回目
地域言語 「新方言」「ネオ方言」、共通語と標準語とは
第8回目
社会と言語位相語、役割語、社会方言と語彙について
第9回目
日本語の語彙現代語の語彙・単語の性質と意味について
第10回目
日本語の文法敬語の体系
第11回目
日本語の文法待遇表現、ポライトネスについて
第12回目
日本語の文法学校教育、日本語教育と文法
第13回目
日本語の文法文法的に考えるとは
第14回目
日本語の文法文構造
第15回目
まとめ

教科書
佐藤武義編著(1996)『展望 現代の日本語』白帝社
参考文献
亀井孝・河野六郎・千野栄一(1997)『言語学大辞典セレクション 日本列島の言語』三省堂
成績評価方法
学年末試験60%、レポート30%、授業参加度10%
そのほか受講者への指示/メッセージ

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