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欧米文学概説

科目
欧米文学概説
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
1197251956
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 木/34秋 木/34
単位数
2単位
担当者名
今井 夏彦,田代 葆,中林 良雄,平高 典子,秋山 紀一
授業の概要
「欧米文学概説」では、西洋文学の起源としてのギリシア・ローマ文学(いわゆる古典文学)から新大陸に花咲いたアメリカ合衆国文学までを範囲とし、西洋文学がどのようにして誕生し継承されたか、また各国の文学が、相互に影響しあいながら、どのように形成され発展したかを概観する。
各国の文学の規範とされたギリシア・ローマの古典文学、キリスト教文化を基盤とする中世文学、そしてイタリアから各国に及んだルネサンス・ヒューマニズム文学の特質は何か。また各国の文学はどのようにして誕生したか。そして各国は、西洋社会に共通する時代思潮(古典主義・ロマン主義・リアリズム・ナチュラリズム・象徴主義・実存主義など)の下で、相互に影響しあいながら、各国独自の精神文化・言語文化としての文学をどのようにして生みだしたか。
2000年以上に及ぶ西洋文学の流れの大筋をたどりながら、あわせて西洋各国の文学の特質を考察する。これがこの科目の目的である。
到達目標
欧米文学の大まかな流れとその歴史的背景を理解し、その知識をもとに、各国の文学作品を自分で鑑賞・解釈できるようになることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめに
欧米文学とは何か
ヨーロッパ古典文学
フランス文学1(田代)
この授業についての解説
レポート・試験についての連絡
ヨーロッパ文学の源泉
ギリシア、ローマ、ルネッサンスの文学について
フランス中世の文学から16世紀モンテーニュの時代までの文学について
(毎回共通)教科書を読んでくること。範囲は担当者から指示されます。
第2回目
フランス文学2(田代) フランス19世紀の文学-バルザック/スタンダール/フロベールを中心に。
第3回目
フランス文学3(田代) 第一次、第二次世界大戦と文学、およびカミュ/サルトルの文学について
第4回目
ドイツ文学1(平高) ドイツ中世から近代文学の誕生・古典主義
第5回目
ドイツ文学2(平高) ロマン主義および20世紀の文学について
第6回目
ドイツ文学3(平高) 第一次、第二次世界大戦とドイツ文学について
第7回目
スペイン文学1(秋山) 導入:ノーベル賞を受賞したスペイン語圏の作家たち/
スペインの中世から27年代作家と呼ばれる人たちの活躍まで
第8回目
スペイン文学2(秋山)スペインの現代作家たち
第9回目
英語圏文学(アメリカ)1(今井)植民地誕生から19世紀までのアメリカ文学
第10回目
英語圏文学(アメリカ)2(今井)20世紀のアメリカ文学
第11回目
英語圏文学(イギリス)1(中林)シェイクスピアとロマン派の詩人たち
レポート提出について
第12回目
英語圏文学(イギリス)2(中林)小説の誕生(1)
第13回目
英語圏文学(イギリス)3(中林)
まとめ
小説の誕生(2)
レポート提出
試験についての連絡
今後の履修にむけてのアドバイス
第14回目
第15回目

教科書
今井・田代・中林・平高・ホルヘ『あらすじで読む世界文学105』玉川大学出版部
参考文献
国際言語文化学科「履修ガイド」参照のこと。Blackboardにも掲載します。
成績評価方法
筆答テスト(全授業を範囲とする)及び小レポート(任意の言語圏文学を一つ選択する)
そのほか受講者への指示/メッセージ
春学期と秋学期で、授業回数・担当者に若干の違いがある場合があります。

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