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日本語音韻論

科目
日本語音韻論
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
12554
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 火/78
単位数
2単位
担当者名
兼築 清恵
授業の概要
日本語の音韻体系と音声の関係について考えていく。身近な言い誤りや併存形、外来語の語形、方言音などを観察しながら、日本語の音声の特徴を考える。また、日本語学習者の日本語音韻獲得についても扱う。テープによる聴き取り、ビデオやCD-ROM、音声分析ソフトによる理解も行う。
到達目標
日本語音声の特徴を理解し、正しく聴き取りができ、音声分析ができるようにする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
音声の研究方法 調音音声学・聴覚音声学・音響音声学
音声分析の方法
テキスト17pまで読んでおくこと
第2回目
調音器官 IPAと調音器官、調音方法テキスト17p~20Pまで読んでおくこと
第3回目
日本語の母音 母音の性格・母音の無声化
スペクトログラムの見方
テキスト72p~79p、83p~85pまで読んでおくこと
第4回目
日本語の子音 子音の体系
スペクトログラムの見方
テキスト19p~61Pまでの日本語関連の箇所および、85Pを読んでおくこと
第5回目
音声と音韻 中間試験
音節とモーラ
テキスト97p~102pまで読んでおくこと
第6回目
特殊音節 長音・促音・撥音・連母音
外国語から外来語へ
標準語と方言音声
テキスト147p~160pまで読んでおくこと
第7回目
音素と音素体系 ミニマルペアと相補分布
標準語と方言音声
同化
第8回目
日本語の拍の体系体系のあきまと新生の音節
第9回目
濁音の機能体系のあきまと新生の音節
連濁
日本語の音声変化・音韻現象について
第10回目
日本語のアクセント・東京式アクセントアクセントの機能
英語アクセントとの違い
母語干渉をピッチで見る
無アクセント・一型アクセント
テキスト105p~111pまで読んでおくこと
第11回目
京阪式アクセント東京式アクセントとの比較テキスト111p~122pまで読んでおくこと
第12回目
イントネーションイントネーションの機能とパターンテキスト125p~134pまで読んでおくこと
第13回目
リズム・ポーズ・速さまとめテキスト135p~147pまで読んでおくこと
第14回目
第15回目

教科書
齋藤純男(1997)『日本語音声学入門』三省堂 \2000
参考文献
杉藤美代子編(1989・90)『講座日本語と日本語教育 日本語の音声・音韻(上・下)』明治書院
窪薗晴夫(1999)『現代言語学入門 日本語の音声』岩波書店
上野善道(2003)『朝倉日本語講座 音声・音韻』朝倉書店
成績評価方法
発表・レポート30%学期末テスト60%、授業への参加度10%
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業には指定したテキストを必ず読んでから臨むこと。

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