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環境農学概論

科目
環境農学概論
区分
生物資源学科科目群
授業コード
13003
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 月/56
単位数
2単位
担当者名
片岡 勝美
授業の概要
植物生産(農業)は栽培技術学を主体に食糧生産の増大を主目的にして発展してきた。最近では地球の環境保全の立場から応用生命科学の分野へも研究の分野を広げている。こうした現状をふまえて、人類が21世紀に地球と共存してゆくための植物生産のあり方を講述する。
到達目標
環境農学概論は農学の立場から環境学を学ぶものである.したがって環境に関わる学問の基礎知識が必要であり,これまでに勉強してきた環境に関する知識が十分に整理されているか,さらにこれから学ぶの農学に関する学問と関連付けられるかが到達目標である.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
地球環境の現状 地球環境の現状と植物生産の問題点を指摘する。
第2回目
植物生産と研究の歴史 植物生産の研究史を応用生命科学との関連を考える。
第3回目
生物の誕生と進化 生命の誕生・進化および光合成植物の成立を知る
第4回目
栽培植物の進化 栽培植物の起源と進化の過程を知る。
第5回目
栽培植物の起源、伝播、分布(1) 未利用な資源植物の開発・利用のために、既存の栽培植物の起源地、伝播、分布の様子を知る。
第6回目
〃(2)
第7回目
植物の生長と環境(1) 環境保全型農業のための植物栽培の生育条件を知る。
第8回目
〃(2)
第9回目
生態系の構造と機能地球の生態系の構造と機能を知り、植物生産に役立たせる。それぞれの生態系の特徴と相互の関連性について考察する。
第10回目
(1)自然生態系
第11回目
(2)農業生態系
第12回目
(3)都市生態系
第13回目
自然保護と共存自然保護・共存と植物生産との関わりを考える。
第14回目
持続的環境と植物生産研究の今後の課題環境保全型農業への模索とこれからの研究課題を示唆する。
第15回目
試験

教科書
植物生産のための環境学入門/片岡勝美/玉川大学出版部/2472円
参考文献
授業の開講時に指示する。
成績評価方法
成績の評価は学生要覧に示される評価方法にしたがい、期末試験および提出レポートの内容によって評価する.また,授業中の質疑応答も参考にする.
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/28/2004
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