検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

生物学実験

科目
生物学実験
区分
生物資源学科科目群
授業コード
530005301553029
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 月/123秋 火/123秋 水/123
単位数
1単位
担当者名
中村 純,飛田 有支,渡辺 京子
授業の概要
生物のしくみ(構造)と働き(機能)の理解は、生物のもつ生命現象の理解に繋がる。動物・植物・微生物を材料とした観察実験を通じて、実際に自分の眼で観察し、頭で考えることで、科学的な事象の捉え方と結果のとりまとめ方、表現の仕方を習得する。
到達目標
各種の観察手法の習得。実験観察に基づいたレポートの作成術およびプレゼンテーション技法の習得を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 生物学実験の考え方科学バラエティ番組などの実験検証に足りないものは何か、番組を見ながら考えておく。一方で、学術雑誌に掲載されている生物学論文にも目を通しておくこと。
第2回目
光学顕微鏡の使い方 光学顕微鏡の原理の理解と操作の取得.酵母菌の観察光学顕微鏡、光学顕微鏡下でものを計ると時に用いるミクロメターについて、よく理解しておくこと。
第3回目
生物の構造と機能   体細胞分裂体細胞分裂のメカニズム、分裂の過程について理解しておくこと。
第4回目
   〃 細菌の観察細菌を染色して観察するのには、意味がある。グラム染色をするとどのようなことが解るのかを理解しておくこと。
第5回目
   〃 植物の構造I植物の根、茎、葉の器官について、それぞれの役割を理解しておくこと。
第6回目
   〃 植物の構造II植物の花、果実の器官について、それぞれを役割を理解しておくこと。
第7回目
データの表現 ミツバチの翅脈の計測長さを測る道具にはどんなものがあり、どんな使い分けをしているのか考えておく。またデータは平均値だけで表現できるだろうか? 身近な代表値を探しておくこと。 
第8回目
生物の反応細胞の反応植物の葉の気孔について,その構造と役割について理解しておくこと
第9回目
  〃血球の貧食過程体内に侵入した異物を認識してこれを捕食する血球にはどのような種類があるのか、またどのような捕食様式があるのか調べておくこと。
第10回目
  〃微生物間の競合実際に自然界で植物寄生性の糸状菌が起こしている現象をin vitroで再現し、それを評価する。自然現象の客観的な評価とは何かを考えておくこと。また、その現象が何を意味するかを考える材料として、植物寄生性菌の生育環境について知っておくことが望ましい。
第11回目
生物現象の評価 分類の考え方“分類”にはいろいろな概念がある。それらがどのように違うのかを理解しておくこと。普段から、物を分類してみるよう心がけておく。
第12回目
まとめプレゼンテーション上記の実験内容について、グループの中で発表できるものをとりまとめておくこと。
第13回目
第14回目
第15回目

教科書
生物資源学実験書、必要に応じてプリント配布。
参考文献
必要な場合は指示する。
成績評価方法
各実験の提出物(スケッチやレポ-ト)の評価を主とする。ただし出席が課題提出の前提である。
そのほか受講者への指示/メッセージ
上記の実験内容および順序は材料の調達状況によって変更の可能性あり。第1回の授業時に確定した実験内容とスケジュールを配布する。

更新日:02/09/2004
検索トップページ担当別50音一覧