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生物学A

科目
生物学A
区分
生物資源学科科目群
授業コード
13001
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
松香 光夫
授業の概要
おもに植物学の側面からみたバイオサイエンスを扱い、農学(応用生物学の一分野)への渡し船の役割を担うことを目標とする。
21世紀がバイオサイエンスの時代ともいわれることに配慮し、古典的学問分野と先端的分野、ミクロな視点とグローバルな視点の総合を心がける。
到達目標
1.生物の形質はDNAとその集合(ゲノム)が支配していることを理解する.
2.植物の示す諸形質が遺伝子の発現に依存していることを理解する.セントラルドグマを具体的に説明できる.
3.植物の諸形質を有効に利用するバイオテクノロジーの手段と,その効果を結びつける思考を訓練する.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生物とは何か,生物学史
第2回目
生物(植物)の起原と進化 1章:植物の進化の歴史通学途上の植物の種類に関心をもつ.
第3回目
ゲノム生物学 (レポート課題「植物20種」)身近な植物を中心に20種について調べてみる.
植物の多様性と,その分類のあり方を把握する.
第4回目
酵素とATP 2章:エネルギーの生成,タンパク質とその機能
第5回目
無機栄養
第6回目
生体物質と細胞 2章:物質の合成, 3章:細胞
第7回目
物質と情報の流れ 3章:物質と情報の流れ
第8回目
細胞分裂と遺伝
第9回目
植物の成長とその制御4章:植物の形態形成
第10回目
環境と植物5章:生物の相互作用,無機栄養
第11回目
植物の利用5章:植物とヒト,農業
第12回目
植物科学の応用と展開5章:バイオテクノロジー
第13回目
地球環境と植物    
第14回目
第15回目

教科書
新しい植物生命科学/大森正之ほか/講談社/3200円
より詳しいシラバス(講義内容)については各回にプリントを配布
参考文献
植物の生命科学入門/神阪盛一郎ほか/培風館/2500円
岩波生物学辞典(第4版)/岩波書店/10000円(割り引きあり)
日本動物学会・日本植物学会編/生物教育用語集/東大出版会/2400円
生物学を読む/松香光夫・吉田邦久編著/玉川大学出版部/2400円
成績評価方法
期末試験(マークカード)と,課題レポート(20点)を加えて評価.その他に,小テスト,自由レポートなどの結果を加点することがある.
 課題レポート「植物20種」は6月21日締め切り.
そのほか受講者への指示/メッセージ
生物学Bと合わせて,生物の世界の全体像を組み立てる用に心がけてほしい.

更新日:02/09/2004
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