授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 化学の起源
測定の体系
有効数字、科学的表記法 | 歴史、分野、影響、探求
メートル法、質量と重量、密度
温度目盛と熱 | 計るってどういう事か。歴史的流れ、世界の単位表記の現状は。 |
第2回目 | 物質とエネルギー、原子と分子 | 科学的方法とは・物質とエネルギー・質量およびエネルギー保存の法則・位置エネルギーと運動エネルギー・物質の状態・物理的性質と化学的性質・混合物・溶液・元素・原子・化合物・分子・元素および化合物の記号と式・原子質量と原子量・グラム原子量およびモデル・実験式・分子量・分子式・重量百分率組成 | 物質の概念…科学的に物事を見る為には何をどう見て、どの様に表現するか。 |
第3回目 | 原子論 原子内には何があるのか
エネルギー順位とボーア原子 | 原子模型とは何か・ドルトンの原子説・電子の発見・陽子・中性子・原子番号・同位体・原子について残された問題は何か
スペクトル・エネルギーとしての光・ボーア原子・エネルギー準位・元素の基底状態の電子配置・八隅子則・電子配置の重要性 | 原子とはどの様な考え方か、どの様に発見され証明されて来たか、電子軌道とエネルギー準位とは何か。 |
第4回目 | 周期表 元素発見の歴史 | 歴史・現代の周期表・周期的傾向・電子配置と周期性・副エネルギー準位・同一族、同一周期にある元素の間に見られる類似性・原子半径・イオン化ポテンシャル・電子親和力・軌道(オーピタル)-原子の量子力学的考察・軌道の確率についての一つの説明 | 周期表が得られ、化学が発展して来た歴史の流れを理解する。 |
第5回目 | 化学結合 原子はどのようにして結合するか | ルイス(点電子)構造式・共有結合・配位共有結合・イオン結合・八隅子則に対する例外・共有結合かイオン結合か:電気陰性度の概念・結合中のイオン結合性と共有結合性の割合・多原子イオン・酸化数・化合物命名法:化合物の名称・分子の形と極性 | 各種の原子・分子の結合や反応、名命法を整理しておこう |
第6回目 | 化学反応式 反応のための処方
化学量論 反応における量 | 物質名反応式・化学式反応式・化学反応式の合わせ方・化学反応のタイプ・反応性系列・酸化還元反応
モル法・反応物と生成物の量・反応量を決める反応物の問題 | 化学反応が定量的に反応するのはなぜか。 |
第7回目 | 反応熱 化学とエネルギー | 放出するものと吸収するもの・熱と化学反応・比熱・熱量計・熱化学反応の記述・反応熱の別な表し方・生成熱反応熱を求めること・化学反応による熱の実際的な応用・ヘスの総熱量の法則 | 化学反応に併う熱の出入を理解する。 |
第8回目 | 気体状態 理想気体の挙動 | 空気の圧力と圧力計・ボイルの法則・シャルルの法則・組み合わせた気体の法則(ボイル-シャルルの法則)・標準温度と標準圧力(STP)・ドルトンの分圧の法則・ゲイ リュサックの法則・気体のモル体積とアボガドロの法則・理想気体の法則・理想気体の法則から分子量を求めること・気体分子運動論 | 気体の基本的性質を整理しよう |
第9回目 | 液体状態および固体状態
液体の化学 | 液体および固体にまで拡張した分子運動論・液体の蒸発・液体の沸騰・液体の凝固・蒸留の過程・固体
似たもの同士は溶ける・百分率(パーセント)で粟原下溶液の濃度・モル濃度・規定度・溶液の希釈・溶液のイオン化・重量モル濃度・溶液の束一的(集合的)性質・沸点上昇・凝固点降下・重量モル濃度 | 固体・液体・気体
物質の三態変化と変化する時のエネルギーとは何か。 |
第10回目 | 酸、塩基および塩 | 酸・塩基・酸と塩基の強さ・弱酸と弱塩基および動的平衡・水のイオン化・pH尺度・水素イオン濃度と水酸化物イオン濃度の間の関係・塩・滴定・指示薬・酸-塩基滴定 | 酸性、アルカリ性、中性、塩とは何であったか |
第11回目 | 化学反応速度論および化学平衡 | 化学反応速度論:反応速度と反応機構・可逆的化学反応・平衡定数・ル シャトリエの原理・イオン化定数・溶解度積・緩衡液とpHの調節 | 化学反応にもスピードがある。スピードは何で決るか |
第12回目 | 核化学・電気化学および環境化学 | 核化学・ラジオアイソトープと医療・電気化学・環境化学および大気の汚染 | 化学の利用と、地球環境の係りについて考える |
第13回目 | 有機化学 炭化水素 | 有機化学と炭素・有機化合物の構造式の書き方・有機化合物の分類・アルカン・異性体・アルキル基・有機化合物の命名法・アルケンとアルキン・環状炭化水素・芳香族炭化水素・他の有機化合物 | 炭素を含む、化合物の化学
有機化合物への入り口 |
第14回目 | 有機化学 有機化合物の分類 | 官能基・アルコール・エーテル・アルデヒド・ケトン・カルボン酸・エステル・アミン | 有機化合物の基本的な性質としては何があるか。 |
第15回目 | 生化学 | 代謝・炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミンと無機質 | 生体内での化学物質とその役割を考える |