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理科指導法II

科目
理科指導法II
区分
農学部教職関連科目群
授業コード
53033
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/910
単位数
2単位
担当者名
高儀 辰男
授業の概要
理科教育法(I)に引き続いて行い、本講では、主に中学校の授業における教材や教具についての選択・活用を具体的に考えて行い、理科授業を運営していく上で、指導案の作成や教材研究の実践を行い、発表や模擬授業を通して指導方法を修得する。
到達目標
理科教育の内容を理解し、模擬授業や発表に結びつけられる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
「音」教材 音の本質、音速、ドップラー効果日常生活の中で「音」に関しての諸現象について科学的な考察をしておくこと
第2回目
「光」教材 (1) 光の本質、光の屈折・反射、直進など日常生活の中で「光」に関しての諸現象について科学的な考察をしておくこと。
第3回目
〃  (2) レンズによる像、凹凸面鏡による像など日常用いられる光学器機の原理・原則について理解を深めておくこと。
第4回目
化学教材 (1) 物質の状態変化・化学式、量的関係基礎的な化学変化と日常の生活の中での事象を関連づけて考えておくこと。
第5回目
〃  (2) 器具、薬品の扱い方、試薬づくり薬品の取り扱いについて、危険な薬品や劇物についてまとめておくこと。
第6回目
天文教材 (1) 月と太陽、天体の運行、ケプラーの法則など身近な月と太陽について、基本的な数値をまとめ、日周・年周運動についてまとめる。
第7回目
〃  (2) 太陽系、惑星と恒星、彗星・流星など事前に実天の観察を行い、現在見える月・惑星・恒星について調べておくこと。
第8回目
〃  (3)宇宙の誕生、構造と観測機器について最近の宇宙に関する報道等を入手しておくこと。
第9回目
授業設計 (1)教材の選択と開発、基礎資料の収集興味・関心を深める「授業づくり」をどのようにするか、単元や目標を考えておくこと
第10回目
〃  (2)教材研究、指導案の作成、発展準備調査や予備実験などを行い、基礎データを収集しておく、指導の略案を考えておくこと
第11回目
授業展開 (1)発表と模擬授業(電気教材)電気教材に関する、諸資料を収集し、「授業づくり」をどう展開するか考えておくこと
第12回目
〃  (2)〃  (力学教材)力学教材に関する、諸資料を収集し「授業づくり」をどう展開するか考えておくこと
第13回目
〃  (3)〃  (化学・地学教材)化学・地学教材に関する諸資料を収集し「授業づくり」をどう展開するか考えておくこと。
第14回目
後期総合 (1)知識・理解と達成度、発展内容後期の講義内容についての理解を深め、配布のプリント類を復習すること。
第15回目
〃  (2)総合解説、理科教育の課題、まとめ「理科教育」全般についての理解を深め、課題解決への方策を考える。

教科書
・授業時に随時作成プリントを配布する。
参考文献
・中学校学習指導要領(平成10年12月)解説-理科編-大日本図書 \120.-
・改訂 中学校学習指導要領の展開(理科編)明治図書 \1,680.-
成績評価方法
授業への参加度、レポートの提出と発表、評価テストなどを総合的に判断する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
自然の事物現象について常に関心をもち「教材づくり」を心掛けておくこと。

更新日:02/08/2004
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