授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 細胞の多様性 | 細胞の多様性と機能との関連 | 細胞の共通した基本的な形態を理解しておく |
第2回目 | 遺伝子 | 原核細胞と真核細胞の構造と機能 | 遺伝子の本体であるDNAの化学構造を調べ、その複製・転写・翻訳の道筋を自習しておく |
第3回目 | 〃 | 遺伝子操作とは何か、その応用 | 遺伝子操作技術は大腸菌のような異種の生物などを借りて発現することを可能にしたが、どんなことが行われたか調べてみる |
第4回目 | 〃 | 遺伝子操作の医薬品分野への応用 | 現在、遺伝子操作を利用して医薬品が生産されているが、どんなものがあるか調べてみる |
第5回目 | 遺伝子 | がん | 「がん」は染色体やDNAの突然変異によって起こることがわかってきたが、環境中に突然変異を起こすどんなものが存在するか調べてみる |
第6回目 | 生体膜 | 生体膜の構造と機能 | 細胞は細胞膜があってはじめて物質の分散が防がれ、内部の恒常性が保たれている。細胞膜がどんな構造をしているか調べてみる |
第7回目 | 〃 | 情報伝達 | 細胞膜は単なる隔壁ではない。どんな働きをしているか調べてみる |
第8回目 | 免疫系 | 免疫の基礎知識 | 私たちは病原菌などの異物の中で生きているが、私たちの体は病原菌などを取り込まないいろいろな防御機構を備えている。どんな防御機構があるか考えてみる |
第9回目 | 〃 | 抗体応答 | 防御機構の最後の砦として免疫が備わっている。免疫を利用した予防接種は何を期待しているか考えてみる |
第10回目 | 〃 | 細胞性免疫応答 | 免疫には特異性がみられ、例えば麻疹に対する免疫ができても、他の病気に対する抵抗性はできない。特異的な反応ができる抗体やキラーT細胞について調べてみる |
第11回目 | 〃 | 免疫系と自己 | 免疫では、ビールス感染を受けた細胞は非自己と認識される細胞に変わるが、自己・非自己とはどんなことか考えてみる |
第12回目 | 細菌感染 | 細菌と宿主との関係 | 感染症を制圧し、予防するのは薬であると思い込んでいるが、本当だろうか。「薬が効かない」と仮定して、腸チフスの予防方法を考えてみる |
第13回目 | 化学療法 | 抗菌剤の効き方と現状 | ペニシリンはアレキサンダー・フレミングによって発見された。その発見のきっかけを調べてみる |
第14回目 | 細胞と興奮 | 細胞の興奮と筋収縮 | 細胞のなかでも最も魅力的な神経細胞・筋細胞とは、どんな能力をもった細胞か調べてみる |
第15回目 | 細胞骨格 | 細胞骨格と細胞運動 | 真核細胞の細胞内には、細胞を支える骨組と考えられる成分が存在している。どんなものがこれにあたるか調べてみる |