検索
トップページ
担当別50音一覧
植物病理学
科目
植物病理学
区分
生物資源学科・応用生物化学科科目群
授業コード
13061
開設セメスター
3S
、
5S
曜日・時限
春 金/78
単位数
2
単位
担当者名
渡辺 京子
授業の概要
自然環境下では、植物病害の原因となる病原微生物も生態系・循環系を構成する一員であり、植物の進化あるいは微生物間相互作用とともに進化・分化をとげてきた。しかし、農耕という特殊な条件下では、植物病原体は時には作物に大きな被害をもたらすことがあり、その適切な制御が必要になっている。授業では病原体の種類と特性、感染生理、病害防除の現状について理解を深め、今後、植物病理学の分野が何を担うべきか、何を担えるかを考える。
到達目標
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
講義の進め方、
植物病理学の歴史と現状
講義のポイント、作物の病害と人間生活、植物病理学の歩み、必要性
特になし
第2回目
病気の種類と病原体の種類
病気の種類、病原の種類、
病害成立の基本概念
p.3-11,23-40
第3回目
宿主・病原体の相互反応(1)
病原性の分化
p.149-157
第4回目
宿主・病原体の相互反応(2)
植物はどのように病原に抵抗するのか
p.156-177
第5回目
宿主・病原体の相互反応(3)
病原はどのようにして植物に侵入するのか
p.177-179
第6回目
病気の伝染源と病原の伝染方法
伝染源、伝染方法
p.200-224
第7回目
病気の診断方法、発生予察
病害診断の原理、原則
p.225-240,295-297
第8回目
糸状菌による病気
分類体系と病気の具体例
p.41-69
第9回目
細菌による病気
分類体系と病気の具体例
p.70-90, 90-97
第10回目
ウイルスによる病気
分類体系と病気の具体例
p.98-148
第11回目
その他の病原による病気
分類体系と病気の具体例
p.136-148
第12回目
病害発生の現状
とくになし
第13回目
病害防除
植物検疫、防除法のいろいろ
農薬の使用とトランスジェニック植物
239-258,259-279
第14回目
まとめ
植物病害研究の現状、これから進む道
第15回目
期末テスト
教科書
新編 植物病理学概論/久能 均他/養賢堂/3,800円
授業時に配布する資料
参考文献
分子レベルからみた植物の耐病性/山田哲治他/秀潤社
随時提示
成績評価方法
授業への参加度(発言)、筆記試験
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業のはじめに、予習(一部復習)テストを行う(10回).これが成績の60%を占めることになる.テスト範囲は事前に教科書(植物病理学概論)のペ-ジにて示したとおりである.また,なんでも持込可とするが,事前に読みこなしておく必要がある.
更新日:
02/09/2004
検索
/
トップページ
/
担当別50音一覧