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生物資源学概論

科目
生物資源学概論
区分
生物資源学科科目群
授業コード
13009
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/67
単位数
2単位
担当者名
稲津 厚生,渡辺 京子
授業の概要
生物資源学科の4領域(生物生産・流通科学、植物機能開発科学、応用動物昆虫科学、生態・環境科学)の学問・研究内容を、それぞれの領域の担当教員が紹介するほか、1回分は学外講師に生物資源学を論じていただく。本講では領域全体の理解を通じて、やがて探求することになる自己の専門領域の特徴への理解を深めることを目標としており、従って5セメスター以降に所属することになる領域選択に資すこともねらいとしている。
到達目標
生物資源学科の概要について理解し、総合農学的視点に立つことのできる能力を養う。同時に各自の個性・資質にふさわしい、領域・分野が選択できるようになることを期する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生物資源学科
生物生産・流通科学領域(1)
イネが来た道-イネの栽培の起源について歴史的な検証を加えながら講述する特に準備の必要はない
第2回目
生物資源学科
生物生産・流通科学領域(2)
微生物と植物の奇妙な関係微生物と植物の関係について、既成概念に捕らわれずに考えておくこと
第3回目
生物資源学科
生物生産・流通科学領域(3)
食を考える「食とはどのようなものか、日本人にあった食事とは何か」について予め考えてくること
第4回目
生物資源学科
生態・環境科学領域(1)
北米の植生・環境特に準備の必要はない
第5回目
生物資源学科
生態・環境科学領域(2)
樹木医学特に準備の必要はない
第6回目
生物資源学科
生態・環境科学領域(3)
草原生態系の炭素循環特に準備の必要はない
第7回目
生物資源学科
応用動物昆虫科学領域(1)
ダチョウはどこへ駆けてゆく?ダチョウが生産する肉、羽毛、皮革などの畜産物としての特徴と有用性について理解し、日本における家畜としての位置づけと今後のあり方について考える。日本オーストリッチ協会はじめ米国、カナダ、オーストラリアなどの各国オーストリッチ協会のHPを見ておくと参考になる
第8回目
生物資源学科
応用動物昆虫科学領域(2)
生物資源としての社会性ハチ類-その生態と機能利用社会性昆虫、血縁選択説、包括適応度、共進化、受粉昆虫、害虫管理、生物多様性、といったキーワードを理解しておくとよい
参考書として、「マルハナバチの世界-その生物学的基礎と応用-」(社)日本植物防疫協会、「スズメバチの科学」海游舎、「保全生態学入門-遺伝子から景観まで」文一総合出版、などの書物に目を通しておくことも薦めたい
第9回目
生物資源学科
応用動物昆虫科学領域(3)
カイコのルーツとバイオテクノロジーによる絹タンパクの新しい利用法の展開特に準備の必要はない
第10回目
学外講師による特別講義
第11回目
生物資源学科
植物機能開発科学領域(1)
メンデルの修道院からヒト・植物関係を展望する受講生にとってメンデルはいかなる存在であるかを考えておいて下さい。参考書 長野敬著「生物学の旗手たち」講談社学術文庫
第12回目
生物資源学科
植物機能開発科学領域(2)
ガラパゴス産トマトストーリー:ガラパゴス諸島とアンデス山地に自生する野生種トマトの持つ機能の数々…現在、世界でもっとも食べられている野菜はトマトである。野生種のトマトはガラパゴス諸島やアンデス山地に自生しているが、エルニーニョ現象による環境変化によって、現地の野生種トマトは絶滅の危機に瀕している。この講義では、実際に野生種トマトを見せ、その機能性、遺伝資源としての有用性、野生種トマトはなぜ保護する必要があるかについて解説する
第13回目
生物資源学科
植物機能開発科学領域(3)
植物の組織培養とは特に準備の必要はない
第14回目
第15回目

教科書
特に定めない/担当者(教員)が資料を配布する場合がある
参考文献
成績評価方法
出席とレポートで評価
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:03/01/2004
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