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理科指導法I

科目
理科指導法I
区分
農学部教職関連科目群
授業コード
13130
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/910
単位数
2単位
担当者名
高儀 辰男
授業の概要
自然界の事物・現象を科学的にとらえ、その原理・原則を追求するとともに、理科教育における指導内容を理解し教材研究を通して、指導法及び実際の授業を視野に入れながら、各分野の課題についての解決を図る。
到達目標
・科学的な原則を用いて自然界の事物・現象について理解できる。
・理科教育について、その内容と指導法が理解できる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
「理科」教育について 教材観と教材研究、自然の事物・現象と問題解決科学技術の発展に伴い、「理科教育」の充実についての意義を考察しておくこと。
第2回目
電気教材 (1) 電流と電圧、抵抗、電流の回路、オームの法則日常使用している電力について、基本的事項を再認識し、数量的な扱いについて予習すること。
第3回目
〃  (2) 電流の法則、電源と電圧、電力など電流に関する諸現象について、その関連性を考え法則性を見つけるようにする。
第4回目
〃  (3) 電流による発熱、ジュールの法則など電熱線による発熱作用を、日常の器具などにも利用されているものを探すこと。
第5回目
磁気教材 (1) 磁石と磁界、電流と磁界、電磁石永久磁石、電磁石の日常の利用について考察し両方の特徴についてまとめておくこと。
第6回目
〃  (2) モーターの原理と簡易モーターづくり日常生活の中で、モーターを利用している器具について考察し、その原理について考える。
第7回目
力学教材 (1) 力の釣り合い、圧力、アルキメデスの原理「力」の本質について、その釣り合いやバランスについて考える。特に「浮力」についてまとめておくこと。
第8回目
〃  (2)力と運動、エネルギーの概念、慣性の法則資源としてのエネルギーを考え、効率的なエネルギーの活用を探る、特に「位置・運動エネルギー」について
第9回目
〃  (3)振り子の等時性、位置と運動のエネルギー「振り子の等時性」を理解するに当たり、重力の加速度、糸の長さの関係を考えておくこと。
第10回目
〃  (4)重力による運動、自由落下、放物線運動物体の落下運動について、日常の現象の中で数量的に考察できるようにしておくこと。
第11回目
気象教材天気と気圧、温度と湿度、天気の変化天気の四季の変化の原因を気圧配置や雲の動きなどを最近の天気図などで調べておく。
第12回目
前期総合 (1)知識・理解と達成度前期の講義内容についての理解を深め、配布のプリント類を復習すること。
第13回目
〃  (2)総合解説、理科教育の課題について電気・磁気・力学・気象の基礎内容について復習し教材作成への応用を考える。
第14回目
第15回目

教科書
・授業時に随時作成プリントを配布する。
参考文献
・中学校学習指導要領(平成10年12月)解説-理科編-大日本図書 \120.-
・改訂 中学校学習指導要領の展開(理科編)明治図書 \1,680.-
成績評価方法
授業への参加度、レポートの提出及び発表、評価テストなどを総合的に判断する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
理科の学習が日常生活とどのように結びついているか、役に立っているかを考えること。

更新日:02/08/2004
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