検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

神経生理学I

科目
神経生理学I
区分
情報通信工学科選択科目群
授業コード
14342
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
相原 威
授業の概要
神経科学(ニューロサイエンス)の入門的講義を行う。神経生理Iでは、生体の神経系の基本要素であるニューロン(神経細胞)の仕組みを理解し、生体情報工学(生体情報の計測法及び生体信号処理)の基礎を身につけることを目的とする。生体の優れた情報処理機能を解明し、応用していくための基礎となる講義を行う。
到達目標
6Sの神経生理学IIとあわせて、ニューロサイエンスの基本から応用までをマスターし、生体の優れた情報処理システムのメカニズムを学ぶことを目的とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生体信号の基本原理 生体電気現象(ニューロンの仕組み)
第2回目
生体膜の電気現象
第3回目
神経細胞とシナプスの情報処理
第4回目
神経膜モデルとHH方程式
第5回目
生体信号計測 神経微小電気信号の計測(電極)
第6回目
神経微小電気信号の計測(雑音)
第7回目
脳波計測と解析
第8回目
生体信号処理神経インパルスの時系列分析(調和解析)
第9回目
神経インパルスの時系列分析(相関関数)
第10回目
神経インパルスの統計処理(平均値、エルゴード過程)
第11回目
神経インパルスの統計処理(定常性の検定、間隔ヒストグラム、情報量)
第12回目
シナプスの可塑性シナプス可塑性のメカニズム
第13回目
学習・記憶の神経回路網
第14回目
神経科学における新しい計測法パッチクランプ法、光計測法
第15回目
脳機能を可視化する非侵襲技術(fMRI,MEG)

教科書
なし(プリント配布)
参考文献
生体情報工学 星宮望他 森北出版、 生体情報処理 宮脇一男 
成績評価方法
レポート(50%)と期末試験(50%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義内容は、工学的解析手法にも十分時間をかけるため、脳情報コース以外の学生にもぜひ受講を薦めたい。

更新日:01/28/2004
検索トップページ担当別50音一覧