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安全工学

科目
安全工学
区分
経営工学科科目群
授業コード
14422
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 水/56
単位数
2単位
担当者名
阿久津 正大
授業の概要
企業における安全衛生管理の目的は、単に労働災害の防止にとどまらず、安全で健康な労働環境を実現することにある。安全衛生管理は企業損失を防ぐ「負の管理」のみではなく、企業にメリットをもたらす「正の管理」でもある。この講義では、これからの時代を築く技術者に新しい時代の安全衛生管理の基礎理論と進め方を事例を交えて平易に解説する。
到達目標
経営を基盤とした労働災害防止理論および基本手法の習得を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション 本授業の目標と具体的な授業内容の紹介
第2回目
企業経営と安全衛生     労働災害の現状と問題点、企業を支える安全衛生
第3回目
労働安全衛生法と関連法規 労働安全衛生法体系と主な法的要求事項
第4回目
安全管理の進め方(1) 安全管理者の役割と職務、災害原因分析の方法とその活用
第5回目
安全管理の進め方(2) 危険性の事前評価の方法、安全管理計画の立て方
第6回目
労働衛生管理の機能と進め方(1) 労働衛生管理の機能、衛生管理者の役割
第7回目
労働衛生管理の機能と進め方(2)1 労働安全衛生マネジメントシステム
第8回目
リスクアセスメント     リスクアセスメントとは、BS8800におけるRA
第9回目
ヒューマンエラーの分析と防止ヒューマンエラーの発生要因、ューマンエラーの防止方法
第10回目
機械の安全 (1)         機械の安全の原則、設備の安全手段、安全装置の種類
第11回目
機械の安全 (2)         機械の包括的安全基準、保守管理、安全対策の例
第12回目
作業環境管理作業環境測定、作業環境改善手法、快適職場づくり
第13回目
健康管理・THP健康管理システム、健康診断、メンタルヘルス
第14回目
安全衛生教育安全衛生教育体系、教育の5段階、教育手法、授業のまとめ、授業評価
第15回目
期末試験

教科書
「安全管理者の実務」、厚生労働省安全衛生部安全課編、中央労働災害防止協会(1300円+税)。その他は講義プリントをその都度配布する。配布した講義プリントを毎回持参すること。
参考文献
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
学期末試験、課題レポート、出席状況により評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義の全体像が把握できますので、第1回目の授業には必ず出席してください。

更新日:02/07/2004
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