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音響工学

科目
音響工学
区分
電子工学科科目群
授業コード
14244
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 木/12
単位数
2単位
担当者名
竹内 正男
授業の概要
音響工学は、人間の感覚と直接結びつく生理的な分野、電気回路と機械振動系の類推(アナロジー)、オーディオ機器や楽器の原理、人間の音響情報の認識、超音波の工学的・医学的応用など、現代生活のあらゆる分野に関係する極めて学際的な学問である。従って、音響工学は工学全般の基礎事項を含んでいる。本講義では時間的制約から、テーマを絞って入門的な解説を行う。
到達目標
講義中に要点をまとめたプリントを配布する。プリントの内容は、音響工学を学ぶ上で最低限理解してほしい知識である。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
音響工学の歴史 音響工学の歴史、特徴と応用分野講義を受けるにあたって、予習と復習を必ずして下さい。
第2回目
音波の伝搬 音波と単位、Ⅰ次元の音波
第3回目
振動板に結合した伝送路、音響管
第4回目
発音体の振動と音波の放射 機械振動
第5回目
固体中の音波
第6回目
自由空間への音波の放射
第7回目
電気音響変換器 電気音響変換器の分類
第8回目
スピーカと受話器
第9回目
マイクロフォンと送話器
第10回目
超音波超音波の一般的性質
第11回目
強力超音波の性質、超音波の発生方法
第12回目
超音波の利用
第13回目
音声と聴覚声帯振動と声道の特性、ディジタル表現
第14回目
聴覚の生理と音響心理、楽音と騒
第15回目
まとめ

教科書
三井田惇郎 著: 「音響工学」昭晃堂
他に、講義中に随時プリントを配布する。
参考文献
日本音響学会編:「基礎音響工学」コロナ社
成績評価方法
主に試験(2回)によって評価するが、授業への出席率も考慮する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
音響工学は様々な分野からなる極めて学際的な科目であり、関連分野の内容を全部学ぶことは困難である。即ち、他の科目のように一つの分野を深く極めるのではなく、工学全般について横断的な関係に目を向ける必要がある。また、新しい分野に対する好奇心をどれだけもてるかが学習上の重要なポイントとなる。

更新日:02/09/2004
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