授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | ソフトコンピューティングと何か | 知能システムとファジィ理論:知られざるファジィの影響、デュアルパラダイム、新しいテクノロジー、ファジィと知能 | 前週の講義内容(教科書・ノート等)を必ず復習しておくこと |
第2回目 | ファジィが変えた思考の枠組み | “あいまい”という訳、“あいまい”のイメージ、家電への応用、わが国のファジィ応用、パラダイムの転換、ファジィ理論と日本、豆腐をつかむロボット、コンピュータの苦手なこと、ファジィと知能システム | |
第3回目 | コンピュータの進化とファジィ集合 -あいまいさの数値化-
(その1) | 2つの「不確かさ」、あいまいな情報、ファジィ集合とは何か、ファジィ表現、集合の数式表現、クリスプ集合とファジィ集合 | |
第4回目 | (その2) | メンバーシップ関数、メンバーシップ関数の特徴、ファジィ集合演算、ファジィ関係、ファジィ関係システム、ファジィ集合とその応用パラダイムの転換型コンピュータ、コンピュータの進化、とファジィ集合 | |
第5回目 | ファジィ論理の演算-“およそ”を考える筋道-(その1) | 思考の筋道、ファジィ理論とは何か、命題とファジィ命題、演繹と帰納による推論、ファジィ推論、 | |
第6回目 | (その2) | ファジィ命題によるさまざまな三段論法、優しさをつくるファジィ表現、ファジィと三値論理、知能システムとファジィの役割、ファジィ測度、主観的判断のアルゴリズム化 | |
第7回目 | ファジィ推論の適用-ファジィの応用事例と問題解決-(その1) | 適用分野の吟味、ファジィ制御の適用分野、ファジィにしかできない分野、ファジィの方が適している分野、ファジィでもよい分野 | |
第8回目 | (その2) | 予見ファジィ制御、証券業務のファジィ推論、ファジィ推論と知識記述、ニューロとの融合による補完 | |
第9回目 | デュアルシステムとしての共存(その1) | 二つの新しい理論、マムダニ教授の応用、ファジィ制御理論の位置づけ、線形制御とサンプル値制御 | |
第10回目 | (その2) | モデル化誤差への対応、従来方式へのファジィの応用、PIDとファジィ制御の応用ファジィ推論による抑制機能、現代制御理論、試行錯誤からの脱出 | |
第11回目 | 求められる機能のLSI化-勘と経験の人工システム-(その1) | エレクトロニクスと素子、要求に応えるLSI化、素子からシステムへ、マイコンチップによるファジィ処理、ファジィのワンチップ化 | |
第12回目 | (その2) | 素子からファジィシステムへ、推論速度への挑戦、ソフトウエアによるファジィ推論、技能の機械制御化、PSIのCPU部分のLSI化、ファジィコンピュータとLSI | |
第13回目 | 知能システムの構成要素-新しい発想のコンピュータたち- | コンピュータから知能システムへ、ノイマン型コンピュータ、非ノイマン型コンピュータ、ファジィコンピュータシステム、ニューロコンピュータ、知識システムとファジィ、学習するファジィ、知能システム工学の重要性 | |
第14回目 | 知能システム要素の比較-補完するそれぞれの役割- | コンピュータ進化の系譜、人間に近いコンピュータ、AIとの比較、人間の知能のモデル化、知識表現の形式、AIとエキスパートシステム、エキスパートシステムの基礎構成、ファジィとAIの比較、ニューロコンピュータ、ファジィ・ニューロ・AIの比較、ファジィ系・ニューロ系・AI系 | |
第15回目 | まとめ | | |